昭和人俊やんの鐵活日誌回顧録帳

豊橋の市内電車

静岡在住の頃、手軽に行けた路面電車が豊橋鉄道東田本線(豊橋市内電車)だった。
全長わずか5.4kmのミニ路線で、全線が併用軌道である。
首都圏以外では例の少ない、前乗り前払い後降り方式のワンマンカーを採用している。
(同社のバスは、一般的な後乗り後払い前降り方式。)


1996年頃の赤岩口車庫で、車庫前の公道から撮影。
左からレトロ電車モ3700形(元・名古屋市電1200形)、モ3100形非冷房車(当時既に休車?)、モ3300形(元・北陸鉄道金沢市内線モハ2300形)、モ3100形冷房化・窓枠更新車。
これらは後に名鉄600V車大量移籍で全廃している。


1997年頃の赤岩口車庫。
モ3702(右)がレトロ仕様に改装されていた。


赤岩口電停に停車中のモ3100形。
元・名古屋市電1400形で、戦前生まれながら、戦後生まれの後輩車両を差し置いてまで、市電全廃(1974年)まで主力の座を維持したという名車。
西鉄北九州線600形に何となく似ているような?
同車をスリム化、3扉化すればこうなるという姿。


元・東京都電7000形のモ3500形。
ステップ増設と、それに伴う前扉の折戸化、中扉位置移設といった改造がなされた。
上3枚は1996年頃撮影。


【参考】
都電に残存していた同型車。側面が大きく異なる。


名鉄美濃町線から移籍のモ800形。
近年、福井鉄道経由で移籍した2両が追加増備・就役している。


名鉄揖斐・谷汲線から移籍のモ780形。
上2枚は市役所前電停付近で、2006年11月4日撮影。


2010年8月13日撮影の赤岩口車庫。かつての主力だったモ3100形の姿はない。
右の黄色い車は元・名鉄モ580形のモ3200形。


駅前電停(※1)に停車中のモT1000形低床連接車で、豊橋市内電車唯一の自社発注車。


豊橋駅前2階広場から電車通りを望む。
かつての駅前電停は写真左の大通り上にあったが、1998年に現在地に延伸移設している。

【注釈】
※1:
正式呼称は単に「駅前」であり、「豊橋駅前」ではない。
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