9/23にデビューする新型観光列車『ふたつ星4047』の試乗会が21日行われました。午前と午後コースでそれぞれ別のコースが設定されている。午前は武雄温泉を出発し有明海を、見ながら長崎本線で長崎へ。午後は大村湾線、佐世保線経由で武雄温泉へと向かうコースがある。主に3両編成で運行する予定で2号車には共用スペースのふたつ星「ラウンジ 40(よんまる)」が設置されており車窓をゆったりと楽しむことが出来、窓側に向かって設置された座席などがあり絶景を堪能できる。また、「ふたつ星うれしの茶」「長崎スフレ」「アイスソルベ」などオリジナル商品の販売も注目だ。

長崎スフレとふたつ星マーク

今回参加したのは午後コースでに長崎駅を出発しまず最初に「長崎スフレ」(長崎市内にある洋菓子店「ママン・ガトー」でしか食べることの出来ない人気メニュー)を車内販売用にアレンジしたものになっている。備え付けのオーブンで焼きたてのスフレを頂くことができる。

左手側には大村湾の車窓が望めた。途中大村湾が目の前に迫る(大草〜東園)間では列車が減速走行し雄大な大村湾を見ることができる。

千綿駅では、美しい大村湾を望む事ができる最高のインスタ映え撮影スポットだ。駅舎内にある花屋「ミドリブ」が来た客を迎える。

千綿駅から見る眺め
千綿駅

毎週金曜日には「ふたつ星4047」の到着にあわせてCHANOKO号が”くじら焼き”の販売が行われる。くじら焼きは赤あんと白あんが入っており熱々でとても美味しい。

波佐見焼きのシール転写体験が行われた。体験では用意された転写用シールを水に濡らすとシール状になる。それをお皿の上に貼ってオリジナルの波佐見焼きを作る体験だ。最初は難しいがコツを掴めば簡単に貼る事ができる。

転写シールセット
完成したオリジナルのお皿

列車はほどなく走り、ハウステンボスを横目に見ながら、終点の武雄温泉駅に到着した。

車内ではその他にも、todays photoというお客様からから頂いた写真を利用し、武雄温泉到着前にふたつ星の旅の思い出を振り返るサービスも設けられている。

車内オリジナルグッズ

ふたつ星の客室乗務員は「ふたつ星をぜひ車内から見て欲しい。地域や沿線の人に愛される観光列車を目指していきたい」と話していました。