ノスタルジック鉄道コレクション第3弾 | 1910番のどーでもいいブログ

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日常の出来事をテキトーに書きます。
趣味の鉄道・鉄道模型の話題が多いです。
小学生のころ、“しょうじょう”をたくさんもらった作文のうでを生かしていきたいとおもいます。
あまり期待しないでくたさい。


ノス鉄、早くも第3弾が発売されたので買ってきました。


もちろん箱で買う


前回の第2弾から約半年と、コンスタントに発売されるようになりました。



その代わりに通常の鉄コレが発売されたのは半年以上前で、今のところ次回作の発表もありません。
このままノス鉄のほうへシフトしていくのでしょうか…。
ネタ切れなのかな?


開封していきます


それでは中身をご紹介していきましょう。
※今回シークレットは出ませんでした。でもこのあと出てきます。


富井化学工業EB525

富井化学工業EB527

富井化学工業AB402

富井電鉄EB213

富井電鉄デハ5

富井電鉄デハ7

富井電鉄ハ2

富井電鉄ハ6

富井電鉄デハ1001

富井電鉄クハ3001

※「富井電鉄」・「富井化学工業」は架空の会社で、実在しません。念のため。

今回のラインナップは、電気機関車が3両、蓄電池機関車が1両、電車が4両、客車(付随車代用?)が2両です。

EB213なんかは電動貨車のような見た目ですが、形式が「EB」であること、荷物を積み込むための扉が無いことから電気機関車に分類されると思われます。
第1弾のDB20型を思い出させるゲテモノ感がありますね。


第1弾のDB2001と第3弾のEB213


モデルになった車両はあるのでしょうか…。
この辺は詳しくないのでご存じの方がいらしたらご教授頂きたいです。
DB20型のほうは東野鉄道DC20型がモデルらしいとコメントを頂きました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

凸形機関車も3両ラインナップされていますが、ベースの車体は同じで、塗装とパンタの有無に違いがあります。
今回は第1弾や従業員専用列車に入っていた国鉄EB10形タイプとは異なり、一回り小さくスマートな車体となっています。


従業員専用列車のEB515型と第3弾のEB525型


凸形機関車は3両とも富井化学工業の所有となっています。
同社の歴史から推測すると、赤い屋根に緑色の車体は旧塗装となるのでしょうか。

もう1両の電気機関車はクリーム色一色です。
多種多様なクリーム色の機関車を所有しており、これが新塗装なのかもしれませんね。
◯武鉄道かな?


第1弾のAB203、第2弾のDB302、第3弾のEB527


そして蓄電池機関車は今までに無かった朱色の屋根に黄色の車体です。
今のところ蓄電池機関車の“標準色”は不明です(笑)


第1弾のAB203、従業員専用列車のAB301、第3弾のAB402


番号の付け方もいまいちよくわかりません。
そのうち欠番を埋めるようにラインナップが増えていくのでしょうか…。
法則を考えるようでちょっと楽しみです。


そして今回、ノス鉄としは初めて「電車」がラインナップされました。

デハ5・7は第2弾のジハ31・32と同じサイズです。
魔改造により電車の気動車化、または気動車の電車化が行われたりしたのでしょうか。
妄想が膨らみます。


第2弾のジハ31、第3弾のデハ7


続いて一回り大きなデハ1001クハ3001
サイズ的には第2弾のキハ91やキハ201と同じサイズです。
ノス鉄らしく2軸車ですが、車体が長いので1軸ボギーなのかもしれません。


第2弾のキハ203、第3弾のデハ1001


大きさ的には、12m級車とあまり変わりません。


鉄コレ第1弾のモ1032、ノス鉄第3弾のデハ1001


上から見ると差はほとんど無いのがわかります。
実測で約5mm、150倍するとおよそ75cmです。


上:モ1032 下:デハ1001


ほんの僅かな差が車両の構造を左右するようです。

閑話休題、クハ3001の屋根にはパンタグラフを撤去したような痕跡があります。


クハ3001の屋根


“クハ”なのに両運転台という時点で怪しかったのですが、電装解除車という設定なのでしょうか。
さらにデハ・クハ共々前後で顔が異なり、パンタ側は非貫通、その反対側は貫通構造となっています。


前後で顔が異なる


突然ですが、シークレットが手に入ったのでここでご紹介します。


シークレット・デハ1031


シークレットは両側の運転台が貫通型のデハ1031でした。

以下、勝手な妄想ですが…

当初は両側とも非貫通のデハ1000形を2両所有→利用者が増加してきたので2両編成での運転が常態化→ラッシュ時は3両編成にしようとしたが、中間に非貫通の車両が入るのはマズい→両側貫通のデハ1000形1030番台を増備→当初の2両は貫通化改造(経費削減のため片側だけ)を行い、うち1両は電装解除してクハ化→おしまい!

…みたいな感じでしょうか…(^_^;)
いや~妄想が捗ります(笑)
せっかくの架空の鉄道会社ですからね、色々と妄想して物語を創造するのも架空鉄道の醍醐味のひとつだと思います。


デハ1001、クハ3001、デハ1031


ちなみに、富井電鉄は「1031」と「3001」という番号の車両を別に所有しています。
記念すべき鉄コレ第1弾でラインナップされたモ1031と、後からオープンパッケージで発売されたモ3001です。


モ1031とデハ1031

モ3001とクハ3001


1031は「富井」の語呂合わせでしょうが、ちょっと迂闊だったか…。
ただし、こちらの形式称号は「」で、今回は「デハ」と「クハ」です。


モとデハ

モとクハ


ギリギリで二車現存を回避していますが、同じ会社に同じ番号の車両があるのは色々と不都合があると思います。
これには富井電鉄の複雑怪奇な歴史が絡んでいるのかもしれません…。
この辺の設定作りを楽しむのもまた一興です。
ちなみにモ3001はさらに謎な車両です。
カラーリングが富井電鉄では他に例の無い濃い青色に窓回りクリーム色で、座席が緑色(富井電鉄は青色が標準)、同形車が1031を名乗るのに3001という飛んだ数字。
発注ミス?譲渡車?他社からの注文流れ車?
考察が捗ります!


さて、現実に戻って今回の別売パーツの話です。


パッケージの裏側ぁ!


パンタグラフはPS11かPG16をユーザーで選択ということで、モデラーのセンスが問われます。
まぁ架空の車両ですから、似合うと思えばシングルアームでもいいと思います(笑)

動力はすっかりお馴染みとなった(?)、TM-TR07です。
第1弾のころは暫く再生産されないのではないかと心配していましたが、まったくの杞憂になりました。

そして走行パーツは、ハ2・6は一般的なTT-03Rを使いますが、それ以外の車両はTT-06を使用します。
このTT-06、まさかの新製品です。


新製品のTT-06


中身は他の走行パーツと同様のアーノルドカプラーとスペーサが4個、車輪が8軸分、ノス鉄用のウエイトが2個です。


TT-06の中身


ウエイトはTM-TR07に入っているものと同様の、八角形で天井に取り付けるタイプです。
これで機関車はT車として使用することも可能となります。
ちなみにTT-06はノス鉄第3弾以外では使用できないとアナウンスされています。
他のノス鉄シリーズでも使用できるような気もしますが、試してないので詳しくはわかりません…。

あと、なぜかデハ1001クハ3001(とシークレットのデハ1031)にはカプラーとスペーサが付属してきます。
なぜなんでしょう…?


オプションパーツが付いてくる!


構造を確認しようとクハ3001のボディを外してみると…。


クハ3001のボディを外してみた


結局カプラーが付属している理由は不明のままですが、天井に注目!
パンタの塞ぎ穴とベンチレーターは簡単に取り外しできそうです。
これでパンタ付き制御付随車(両運転台)というゲテモノも作成可能かもしれません(笑)
ちなみに屋根そのものは一体成形なので取り外すことはできません…。

“架空鉄道”という鉄道趣味のいちジャンルの楽しみ方を改めて教えてくたノス鉄なのでした。


最後にまた余談です。
TT-06には車輪が8本入っていますが、ノス鉄は基本的に2軸なので、ウエイトを2個とも使っても車輪が4本余ります。
しかも他の走行パーツよりも値段も上がっているので腑に落ちません…。
そのうちTT-06を有効活用できる製品が登場するのかもしれませんが…。
妄想とともに期待も膨らみます。


では、今日はこの辺で…。