KATO メトロシリーズ 東京メトロ半蔵門線18000系 のレビュー的なものを書いてみる | TKKseries8000‐677

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東京急行メインに旧大東急系の京王帝都・小田急・京浜急行など
撮りも模型もやっているけど、どっちも中途半端…どうやら最近のメインコンテンツは模型のようであるが、一応このブログのメインは実車の写真

 

久しぶりに待望の再開となったKATOメトロシリーズ

 

遂に地元枠として個人的に嬉しい半蔵門線、その中からやはりというべきか最新鋭の18000系が製品化となりました。

 

ということで、久方ぶりのKATO製品、レビュー的なものでございます。

 

 

まずは基本セットからパッケージ

 

こちらは6両編成が入る通常サイズ

 

 

箱の商品名

 

東京メトロ表記が公式で用いているものと同じフォントの伝統は受け継がれましたが…

 

 

側面は残念ながらKATOの汎用フォントに(´・ω・`)

 

ちょっと特別感が下がりましたね。

 

 

増結セットは4両

 

こちらは小さめのパッケージです。

 

 

こちらも横の東京メトロ表記が…orz

 

 

気を取り直して、まずは基本セットから開封してみます。

 

 

取説

 

こちらは基本セットと増結セットで同様のもの

 

 

実車解説他

 

写真は東急田園都市線すずかけ台駅で撮影のものですね。

 

 

中面は使い方説明とステッカーの諸解説など

 

 

裏面はAssy表

 

そういえばパンタグラフ買っておかなきゃですねぇ

 

 

数は少ないですが、製品にもステッカーが付属

 

81S 急行久喜、73S 各駅停車中央林間、69S 準急押上、79S 各停南栗橋の4種類から選択可能

 

運番違いなだけで急行久喜は被っちゃうのでちょっと謎めいたセレクト、各駅停車中央林間は半蔵門線内オンリーのセレクトですが、果たして選択する人はいるのか…?

 

最後の2つは一般的内容ですが、どちらも東急線内

 

 

交換用の行先パーツ

 

ステッカーとは異なる59S 各駅停車中央林間のセレクト

 

59S “各停”中央林間なら編成違いで18000系の営業初列車になったのですが…

 

明らかに意識してそうなのにそこのミスは不思議です。

 

 

車両の方

 

基本セットは18102号車-18202号車-18302号車、18702号車-18802号車、18002号車の6両です。

 

 

続いて増結セット

 

付属品は基本セットと同様の取説のみ

 

基本セットから省かれた18402号車-18502号車-18602号車-18902号車の4両が含まれます。

 

 

ということで、お待たせいたしました。

 

車両を見てまいります。

 

押上方先頭車の1号車18102号車

 

 

久しぶりですが、流石KATOという感じでしょうか

 

実車の前面形状を上手く再現していると思います。

 

窓周りが光沢感のある黒というのも嬉しいポイント

 

デフォルトの行き先表示は89S 急行久喜となります。

 

 

前面下部のアンチクライマー部分(という表現で良いんでしょうか?)とスカート部分は別パーツでちょっと独特な作り

 

 

ばらしてみますとこんな感じ

 

色塗り分けを加味して、こういう作りなのかなと予想しますが…KATOらしい作りといえますね。

 

 

側面

 

 

乗務員室後ろの独特な帯デザイン

 

実車だとホームドアがあるので、あまり意識しない部分ですw

 

乗務員扉上部のパーティングラインは気になりますが、これはバリ展を見越せば致し方ない部分

 

企画進行中だった17000系も期待ですね。

 

 

車端部は優先席

 

車いすやベビーカーの表記もしっかりと印刷済みで、ここは流石大手メーカーというところ

 

ドアコック部分は各車ともに印刷で表現で、恐らく金型点数の削減を兼ねているんだと思います。

 

 

妻面側

 

営団地下鉄6000・7000系のキノコ型貫通路を東京メトロ流にモダンに昇格させてた、大型のガラス式貫通扉

 

半蔵門線だとキノコ型貫通路の車両はそもそもいなかったので、18000系が新鮮に映りますw

 

 

屋根周り

 

アンテナは3本設置で、無線のデジタル化が進む最近の電車らしい姿です。

 

 

クーラーは専用品

 

めちゃくちゃ細かいし、リアルな作りでビックリでございます。

 

 

折角なのでバラしてみます。

 

座席パーツはパープルで塗装

 

実車もこんな感じですので、良いアクセントでありますw

 

 

前面のライトユニット

 

安定のシースルー仕様

 

運転台部分はあまり見えないせいか、これ以上の作りこみはありませんでした。

 

 

ライトユニットの点灯状態

 

前照灯はハイビーム仕様

 

肉眼で見るとちゃんと粒粒しているのですが、写真でそれを全く表現できていなくて申し訳ないorz

 

 

尾灯はこんな感じ

 

こちらも実物はちゃんと粒粒してますorz

 

 

ここからは抜粋して中間車を見ていきます。

 

2号車18202号車

 

 

パンタグラフ付きの中間車は金型的には同一仕様

 

妻面の配管もしっかりと再現されています。

 

 

側面

 

 

2号車は弱冷房車ですので、表記が印刷済み

 

実車がローマ字表記を併記しているのに対して、模型は漢字のみなのは少々残念

 

いずれインレタで直したいところです。

 

先頭車含めて各車共通ですが、メトロマークは凸モールドの上に印刷済み

 

こちらは考証エラーもなく綺麗です。

 

 

屋根周り

 

配管はヒューズ箱周りにちょろっとあるだけ

 

最適化された今の電車らしい姿です。

 

 

続いて3号車18302号車

 

5号車18502号車と6号車18602号車を除いた付随車は、全てこちらの3号車と同一仕様です。

 

 

18000系は10両編成で4M6TとMT比率でT車が上回っている点が特徴的

 

田園都市線においても史上初の仕様ですが、アップダウンの激しい丘陵地帯を走り抜ける路線でも特に問題なく走っているようで一安心であります。

 

 

屋根周り

 

8000系は更新の際に屋根からクーラー以外の装備が無くなりましたが、18000系は最初からのその仕様

 

 

5号車18502号車

 

 

5号車と6号車の18602号車だけは、付随車ながらも足回りの仕様が異なります。

 

実車の側面写真を見ると忠実のようで、嬉しい拘りです。

 

 

7号車18702号車

 

模型的にはこちらがモーター車になります。

 

 

側面

 

横から見てもモーターの違和感はありませんね。

 

 

モーター自体は最近良くも悪くも話題のスロットレスモーター

 

磁力の強さが話題で、試しましたが確かにこれは強い…

 

ピンセットを近づけると、そのまま動力部分がくっついて車両を動かせますw

 

これは実際に走らせるまでちょっと不安は残りますね…。

 

 

渋谷方先頭車の10号車18002号車

 

 

1号車とはしっかり足回りを作り分け

 

普段買う製品を見ていると、単なる反転で無いのは嬉しいポイントですw

 

 

1号車の時に書き忘れていましたが、手歯止めの再現

 

なんとこれ一体成型…しっかりとそれっぽい形をしていますし、強度もバッチリ

 

この辺りの作りは流石KATOだなぁと思います。

 

 

ということで、KATO メトロシリーズ 東京メトロ半蔵門線18000系 のレビュー的なものを書いてみるでした!

 

千代田線16000系5次車以来のメトロシリーズ、そして個人的にも久しぶりの投入となったKATO製品ですが

 

手に取ると流石鉄道模型最大手のメーカーだな…と感じさせられる部分が沢山あるなと再確認させられました。

 

この出来で色んな電車が出ると嬉しいですが、とりあえず気になるのはメトロシリーズの続きでしょうか…

 

企画進行中との告知が出ている17000系は兎も角として、残りの路線は日比谷線・東西線・南北線の3路線

 

あくまでも個人的意見と断っておきますが、あの飯田線シリーズですら終了宣言が出ていますので、メトロシリーズも17000系で終了と言われてもおかしくはない予感がしてなりません

 

とはいえ、JR車と並べられてある程度の商機はありそうな東西線ぐらいは何とかお願いしたいところではありますが…17000系の8両編成共々、ここ最近の展開を見ているとあまり期待しないで待っていた方が良いかなと思います。

 

左から18101F、8622F @長津田

 

 

と、最後はちょっと悲観的締めくくりになっちゃいましたが

 

一先ずは嬉しい18000系の製品化

 

先日発売になったグリーンマックスの東急8500系8622Fと合わせて過渡期の東京11号線を楽しめるようになりました。