製作方法が固まってきたので、量産に入ります。こちらのカトーの電柱を削ります。
アートナイフでディーティルをカットします。
サンドペーパーと100均のスポンジやすりで磨きました。
こちらには見事な柱上変圧器がついていますが、これもカットします。ただし、碍子だけは手元にとっておきましょう。
3本分ができました。カトーの電柱は18本入りで742円だったので1本あたり41円。仮に100均でちょうどいいサイズのお箸がみつかったとしても2本で110円ですから、まあ、素材のお値段としては、それほどかわらないということになります。
ちなみに支柱にノギスをあてると先端径が1.8㎜、末端径が2.5㎜です。実物はNゲージ換算で先端1.27㎜、と末端2.47㎜なので、本来はもうすこし先が細いのですが、正確に削る根性はないので、これでよしとします。
L字型アーム(正式名称は「高圧槍出金物」)は3パターンあります。一番シンプルなものは先日作ったので、複雑なほうをつくります。アームの下から、さらに支柱が出て高圧ピン碍子がついたものです。
素材には、0.8㎜と0.5㎜の真鍮角線、さらに写真にはありませんが、0.7㎜真鍮線を使います。
テンプレートを木工ボンドで板に貼りました。
両面テープで3種の真鍮線を貼り付けて、ハンダ付けします。
できました。右下のものは、下の支柱がないタイプです。
テンプレートを木工ボンドで板に貼りつけてから、0.7㎜真鍮線を後ろに逃がすための穴をあけます。
両面テープとマスキングテープで貼り付けました。
0.25㎜燐青銅線をハンダ付けしました。真鍮線より丈夫で曲がりにくいです。
できました。
市販の3Dパーツの碍子をアートナイフでカットします。
4セット分24個の真ん中の穴を、0.3㎜のドリル刃でなめます。
燐青銅線に差し込みました。
タミヤの0.65㎜ビニールケーブルを2㎜長に切り出します。
取り付けましたが、ありゃりゃ、必要なのは3セットなので、1セット作り過ぎてますね。