JR鹿児島本線の起点である門司港駅。構内には留置線があり、朝の運用を終えた813系などが見られます。23日のダイヤ改正を控えた21日、現地にいる415系などの様子をちょっと見てみました。

 

 

門司港駅に隣接する九州鉄道記念館に沿って上り坂を進んだ一帯は、同駅や留置線を眺めることができます。山口〜北九州をクルマで行き来する人はよく通る場所で、私もこの日、所用の帰路に立ち寄りました。

 

 

国道から眺めた門司港駅と留置線。背後には門司港の街が広がり、九州の起点駅だった歴史が感じられる景色です

 

 

私の立った位置からは415系1500番台が5編成いるように見えました(そのうち最終的に編成番号が確認できたのはFo1501、1511、1512、1521)。台風明けで運用差し替えの可能性があり、たまたま1500番台が集まる日だったのかもしれませんが、大分車両センター所属の415系編成で100番台鋼製車との比率で考えるといつもより多い印象です。やはり関門の1500番台統一の準備なのでしょうか…

 

 

415系鋼製車は隅の方に2本確認できました。写真は海側の留置線で813系と並んでいたFo106編成。九州鉄道記念館側にはFo119編成がいました

 

 

門司港に着く前に撮影した415系1500番台。門司港ー折尾間のシャトル列車は所定では大分車両センター所属車が充当されますが、この日は南福岡車両区所属のFM1520編成が入っていました。目撃したシャトル運用のもう1本も大分所属のFo1509編成で、鋼製車の姿はありませんでした

 

 

 

南福岡と大分に現在14編成配置されている415系1500番台。ダイヤ改正後の配置や運用がどのようになるのか、全ての編成が残るのかなどを注目したいと思います。

 

 

【追記】

JR大分駅に415系白電のお別れ掲示が設置され、ダイヤ改正に伴う大分車両センター所属の鋼製車の引退が告知されました。下関ー小倉間の運用は今後、415系1500番台の専任になりそうです。(22.9.21)

 

415系1500番台は全14編成が大分車両センター所属となりました。ダイヤ改正後の関門間での様子はこちらをご覧ください→415系1500番台〜登場36年 関門の主役に(22.10.24)

 

 

 

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