今回の『駅【超簡易版】』シリーズは、
北海道中西部の石狩平野北端部、沼田町の中心部に位置する留萌本線の主要駅で、かつては札沼線と接続していた駅、そして2023年4月以降は当駅~留萌の廃止により終着駅になる予定であるものの、当駅も2026年3月をもって廃止される可能性が確定的である、
石狩沼田駅 (いしかりぬまたえき。Ishikari-Numata Station) です。
隣の駅
深川方……北秩父別駅
留萌方……真布駅
撮影時
2015年9月
南西側に1972年に改築された古い駅舎が鎮座しています。
駅前(南側)は沼田町の中心市街地ですが、北側は民家が少なく、森や農地が中心です。
駅近くにはレトロな農業倉庫もあります。
改札口を列車内から撮影。
現在も簡易委託駅で、近距離きっぷを購入可能です。『Kitaca』は使えません。自動券売機も未設置と思われます。
改札口の真上には駅名標が設置されています。
石狩沼田駅は単式ホーム1面1線です。線路の左側にホームと駅舎があります。
右側にホーム跡がありますが、札沼線が当駅まで営業していた頃は最大2面3線で、現在使用のホームが札沼線用、右側のホームが留萌本線用だったそうです。
写真は留萌方を望む。
ホーム跡です。留萌方を望む。撤去されずに残っています。
花壇として使用されており、駅名標と名所案内板が残っています。
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)