伯備線遠征~その3(撮影2日目) | T-HOUSE Diary

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車と鉄道とカメラが好きなオヤジのブログです

昨夜は足がつった影響もありしっかり眠れませんでしたが

翌朝は目覚ましが鳴る前の4時半に自然と目が覚めました。

 

伯備線撮影2日目は宿を6時に出発です。
初日は新見以北をメインに撮ってましたが
2日目は新見を起点に徐々に南下していく行程です。
余談ですが昨年ガラケーからスマホにチェンジしたため
今回の遠征からカーナビをスマホのナビで代用してます。
目的地(ロケ地)を事前に自宅で登録できるので大変便利ですね。



最初に向かったロケ地は方谷~井倉の下り列車を狙える有名スポット
一昔前は木々の成長により撮影が困難になりつつあると聞いてましたが、
最近になって一部が剪定され撮りやすくなったとの事。
実際に行ってみましたが何も問題なく撮影可能でした。



まずは新見行き115系2連の825M
クモハ114のゲテモノ顔も訪問2日目でようやく慣れました。



7:30に少し遅れていたサンライズ出雲が通過
中部地方では深夜帯に通過し撮影が困難な被写体だけに念願が叶いました。



8時近くに特急やくも1号が通過
これを撮ってロケ地を移動しました。



続いてやって来たのは第7高梁川橋梁。
こちらも有名ロケ地でネタが走る時は100人近く集まるそうですが、当日は私を含め3名しか集まりませんでした。
そのうちの1人は昨日も現場でお会いした方で、聞けば埼玉から2泊3日の予定で遠征されてるそうでした。
そんな中、下り843Mが通過しましたが後ろ3両は湘南色!
調べてみたら湘南色の115系は2編成だけ存在するそうで、9/4に大阪~宇野をリバイバル急行「鷲羽」で走った車両なんですね。

良いものを見させて頂きました。



843M通過の3分後にやって来たのはやくも6号
当日はDJ誌の通り7連での運転でした。



パノラマグリーン車の下りやくも3号を撮るため高梁川の右岸側へ移動
定刻の3分遅れでやって来ました。
これを撮った後は上り貨物を撮るため再び左岸側へ移動します。



やくも3号が遅れていた影響で上り貨物まで時間が無く走って移動!
息を切らして左岸側へ到着、カメラをセットして間もなくフルコンテナの3082レがやって来ました。



貨物の次にやって来たのは国鉄色381系
自然振り子の影響か、直線区間なのに車体の裾が一直線に揃わなかったのが少々残念でした。
これを撮って次のロケ地に移動しました。



次に訪れたロケ地はこれまた有名な第3高梁川橋梁
右岸側のエリアには既に同業者が3名がスタンバイしてましたが
今回の遠征では脚立を持参したので何とか立ち位置を確保できました。
最初にやって来たのは7連のやくも7号
アングルをミスって窮屈な写真となりました。



場所を確保したまま西へ100mほど移動しやくも10号を撮影
曇り空のためここで上り列車も撮影できました。



続いて213系2連のC-07編成847M
JR東海でも走ってる213系ですが、顔つきが何だか違和感。
調べてみたらサハ213からの先頭車化改造車だそうですね。



そしてお待ちかねの国鉄色の381系やくも9号
直前に雨が降ってきて心配しましたが、通過時は何とか持ちこたえてくれました。



次に訪れたロケ地は第2高梁川橋梁
この頃でしょうか、何だか体のだるさを感じるようになりました。
昨夜は足がつってほとんど眠れなかった事や、当日のあまりの湿度の高い環境下で汗が蒸発せず、今思えば熱中症の一歩手前だったのかも知れません。
朝から500mlのペットボトルを2本を空にするほど水分補給には注意してましたが油断はできませんね。

そんな中、先ほど第3高梁川橋梁で撮ったC-07編成が折り返してきました。
倉敷側先頭車はストライプの色は違えど見慣れた213系の顔でした。



反対側を向き下りやくも11号を撮影
普段は逆光ですが曇り空が幸いしました。



しばらくして上りやくも14号が通過
これを撮って次のロケ地に移動しました。



30分ほど車を走らせ到着したのは美袋~備中広瀬
光線の状況にもよりますが、色々なアングルが試せそうなロケ地ですね。



時間があったので体調を回復させるため車の中で仮眠
しばらくして上りやくも16号が通過
サクッと撮って南下しました。



この後は総社~豪渓~日羽~美袋で色々撮って最後に下り貨物3081レで締める予定でしたが、
体力の消耗と天候不良のためヤル気が失せ2時間ほど前倒しで帰宅する事に決定。
そして最後に訪れたロケ地は総社~豪渓の通称セリカカーブ
朽ち果てたセリカLBが置いてあった事からそのような名前が付いたそうですが、
今はそのセリカも撤去されてしまったようです。



伯備線最後のショットは115系2連の853M
これを撮って今回の遠征はすべて終了。
機材を片付け岡山駅に向かいました。


今回初めて訪れた伯備線ですが、沿線を車で走った感じは高山線に似た雰囲気ですね。
特に新見までは沿線に高梁川が流れ国道180号並走してますが、
飛騨川が流れ国道41号が並走してる高山線とそっくりな感じでした。
車を走らせていても「ここ岐阜県?」と思ったほどです。

ただ高山線と明らかに異なるのはロケ地の数
高山線は急峻な山に囲まれているためロケ地が限定されますが、
伯備線は山間部の中に平野部も所々に存在しているため色々な撮影スポットが存在します。
初日のロケ地でご一緒した地元の若い同業者と話をしましたが、
「伯備線の撮影地は無限にありますよ」と言ってました。

確かに今回の遠征も事前に数々のロケ地をマークしてましたが、
スケジュールの関係上、訪問出来なかったロケ地が多数存在します。
是非とも再訪したいものです。

※伯備線遠征~その4へ続く