EF58 61ついに大宮へ! | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

長いこと東京総合車両センターの御料車庫に収容されていた、お召専用機関車のEF58 61号機に

遂に動きがあり、18日の未明に大宮総合車両センターまで陸送された。

そして今夜、かねてから噂されていた鉄道博物館に搬入されたそうだ。

お召列車含む特別列車用にE655系が新製されたことと、主台枠に致命的な亀裂が見つかった為

2008年6月に車籍を残したまま引退、以来東京総合車両センターに保管され続けてきた同機。

今年、鉄道開業150周年の節目を期して、ついに然るべき安住の地に収まる事となった。


国鉄分割民営化を期してJR東日本に承継されてからは、お召列車で使用されたのは4回。

それ以外は、主としてイベント列車としての運用であった。

一度大月→原宿間で運行されたお召列車の撮影は沿線在住故に難儀して撮影したことがあったが

それ以外のイベント列車の乗車や撮影は、当時から困難な部分が多く実行することが無かった。

ただ、車両展示イベントには度々登場していたので、その折々の撮影記録は残されている。

1990年代の記録は追々出すことにして、HDDに分散保管されていた2000年代の記録を。

 

2007年11月10日、尾久車両センター一般公開にて

この時は、JR東日本発足20周年記念ヘッドマークを付けて転車台で展示されていた。

この対面は、1999年4月8日の大月→原宿間にお召列車が運転された時以来だっただろうか。


時折転車台が回転し、反対側には「はくつる」のマークが掲げられていた。

実際に運用されたことがあったかどうかは知らないが。


この時が結果として、現役の時に対面した最後の機会となった。


2008年8月23日、東京総合車両センターにて

意外に記述がないこの時は、東京総合車両センター内に保管されていたクモハ12と並べて展示。

実質引退となってすぐ後の展示であったが、そこまで賑やかではなかった筈。


2010年8月28日、東京総合車両センターにて

この時は、DD51のお召指定機842号機と並べて展示。

折りからの暑さもあって、かなり賑やかだったのは何となく朧げに。

そしてこの時が、車籍が残った状態で撮影した自分としての最後ということになる。


これから8年後、同所で行われた一般公開の時に久しぶりに展示。

しかしこの時は、連日かつ当日の猛暑と夜のイベントへの体力温存を目的に回避。

しかも肝心の展示は大荒れとなり、以降一般公開の際に同機含め車両の展示は無くなった。


…そして今回、ようやく鉄道博物館への収蔵に至ったのであった。

実は近々、ちょうど鉄道博物館へ行く計画を立てていた。

願わくば、その時にゆっくり再会できれば幸いである。


その前に、今は入場券を事前購入せねばならないのだが。