2022.9.5 ラストワン・5300形5320F⑥運用最東端到達へ、コツコツ走った30余年 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

押上から地上に出て、さらに東に向けて加速がつく。

京成津田沼までは、束の間の通過走行。


▶︎まだまだ頑張る、残暑の候


青砥に到着。

もうここでは、過去に何回撮ったことだろうか。

京成線界隈の記録では、比較的多く記録が残されているのが青砥〜京成高砂間。

青砥で本線と押上線が合流し、京成高砂で金町線と成田スカイアクセス線・北総鉄道が分岐。

複々線であることも相俟って、最大6社局の電車が激しく行き交う様はなかなか飽きない。


京成高砂くらいまでなら都営5300形でもよく来ていたし、記録も多く残してあった。

北総鉄道線にも入っていった記録も割と初期から残していたが、ここから先京成本線においては

一気に状況が急転してレアなものになっていくのである。

ただそれは、これまでの都営5300形に対する熱量の問題、という注釈付きだが。


京成高砂を出ても快速運転は続くが、折々にカーブが見られなかなか速度は上がりきらない。

その先天的な線形の苦しさに挑み、かつてスカイライナー60分運転を目指した労苦を思う。


京成小岩は2面4線の緩急接続対応駅。

しかしコロナ禍の影響で減便されたのか?待避する普通電車はいない。

日中の快速電車で、緩急接続を取るのは上下とも現状では東中山のみのようである。

まだまだ知らない部分が多く、あくまで乗った時の印象ではあるが。


ただ、スカイライナーが成田スカイアクセス線経由に移行して以降、線路容量に余裕があるのは

確かなようで、本線とは言えどもすれ違いも少しばかり寂しい印象を受けた。


東中山は駅舎、ホームが昨年春にリニューアルされて面目を一新している。

武蔵野線船橋法典駅開業より前は中山競馬場の最寄り駅で、現在でも競馬開催日には臨時停車が

行われているそうだが、最近のコロナ禍ではどうなのだろうか?


京成船橋は、すっかり新高架駅も定着した。

対向式ホーム2面2線しかないが、利用客は非常に多くいつも賑やかな雰囲気である。


電車はさらに東進を続け…


ピンク色の新京成電鉄が見えてくると、


13:41、京成津田沼に到着。

気づけば、馬込で乗車してからとうに1時間を過ぎていた。

さぁここから更にギアを入れて…と思いきや、快速は京成津田沼から各駅停車になる。


前回訪問、迎撃した京成大久保駅を通り…


曲線改良工事が行われている実籾〜八千代台間を通り、


14:07、佐倉着。


さらに東上は続き…


おおよそ地下鉄の電車が走るとは思えないロケーションを、日々走り続けてきた。

それは車両が代替わりしつつも、これからも続いていく。