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【23年消滅済み】4編成でしか見れなくなった相鉄線の湘南台行きの表示とは?

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神奈川県大和市在住、相鉄線沿線民のkeitrip/須田 恵斗です。

1999年に現在の湘南台まで全通した相鉄いずみ野線。
2022年現在、いずみ野線の湘南台行きの表示は、フルカラーLED車と10000系では、海老名行きなどと同じような表示となっていますが、
8000系の3色LED車のみ、少し変わった表示を行います。

その表示とはどのような表示なのでしょうか?そして、なぜそのような表示を行っているのでしょうか?

数が少なくなった少し変わった表示とは?

8000系 8710×10~8713×10(4編成)の湘南台行きがやってきました。
行先表示を見ると「湘南台」が緑色で表示されています。

E231系やE233系で湘南新宿ラインがオレンジ色で、115系や211系も含め宇都宮線方面行き(小金井・宇都宮など)が緑色で表現されるのと同じような感覚です。

10分後に走ってきた10000系10704×8 の表示は「湘南台」も「海老名」や「横浜」と同じく、通常通りオレンジ色で表示されています。

フルカラーLED式の9000R系です。こちらも「海老名」や「横浜」と同じく、白色の文字で表現されています。

なぜ8000系の3色LED式表示器は、緑色で表示されているの?

なぜ8000系の3色LED式表示器搭載車(8710×10~8713×10)は、「湘南台」の表示が緑でされているのでしょうか?

これは新7000系以前の車両では、側面には種別表示器が無く、各駅停車は2色設けて行き先を識別していた頃の名残です。

こちらは7000系の側面の表示器です。種別のみしか表示できないことが分かります。

晩年の7000系と新7000系では、各駅停車の表示は灰色で表示されており、いずみ野線方面は快速、特急問わず、種別の下に「いずみ野線」と表記がされていました。

特急が運行を開始する2014年の幕交換以前は、本線系統の各駅停車は白地黒文字・いずみ野線系統の各駅停車は青地白文字で表現されています。

2014年以前は、急行は本線方面・快速はいずみ野線方面と完全に分かれていて、各駅停車以外では必然的に行き先が分かるので、快速ではそのような区別が行われていませんでした。

2014年の幕交換以前は、快速は緑地白文字で表現がされていました。

新7000系以前の車両では、湘南台行きの各駅停車が青色で表示されていた頃の名残で、

8000系と9000系の3色LED車は、湘南台行きは緑文字で表示、8000系と9000系の幕式車は、湘南台行きは青地白文字で表示されていました。

なお、相鉄から8000系・9000系の幕式の車両は消滅、9000系3色LED式車両はリニューアルで消滅、8000系3色LED式車は8710×10~8713×10の4編成のみです。
今後、8000系もYOKOHAMA NAVYBLUEにリニューアルされる見込みなので、この表示が見られるのも今の内です。

JR直通電車で見られる少し変わった表示

2019年11月30日から始まったJR線との直通運転では、JR線直通電車は、各停・特急共に緑色で表示されています。

この表示を最初観た時、新7000系以前の車両は、各駅停車が行先によって違う色だった頃を思い出しました。
JR線直通電車を緑色で表示する発想は、以前の7000系・新7000系での表示方法から来ていたのかもしれませんね…

おわりに

東急線直通電車では、どのように表示をして、見分けがしやすいようにするのか気になるところです。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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相鉄グループ情報および直通線情報(鉄道コム)

掲載日コらム
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