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枚方市~寝屋川市間の立体交差事業の「鉄道工事」が本格着手を迎えたことが発表されました。
立体交差事業は「京阪本線(寝屋川市・枚方市)連続立体交差事業」という名称で2013年12月に大阪府から事業着手の決定を受けた後、2014年度から8年もの歳月をかけて鉄道工事着手に向けた用地買収や周辺道路の整備等が行われてきましたが、9月11日に鉄道工事の起工式が実施されたことが京阪電鉄のホームページを通じて発表され、枚方市~寝屋川市間の立体交差事業はようやく要となる鉄道工事へと移行することとなりました。
枚方市~寝屋川市間の高架化が完成すると枚方公園・光善寺・香里園の3駅が高架駅に移行し、開かずの踏切13ヶ所を含む21ヶ所もの踏切が一気に除却されるだけでなく、枚方市駅以西の区間で残る踏切は寝屋川車庫への引き込み線付近にある1ヶ所を残すのみとなるだけに、枚方市駅の御殿山方にある引き上げ線から天満橋駅手前の区間が1つの高架線でつながるという意味でも大きなプロジェクトと言えるでしょう。

※当記事は2016年9月に公開した立体交差事業の記事を大幅に加筆したものにもなります。