「父ちゃん、このシリーズ4日目は車窓からの眺め限定にしよう❗」

「まだ続ける気か?動画を貼り付けるのは時間がかかるし編集も大変なんだぞ❗」

「まだ一回戦だよう❗決勝までの道のりは長いのに今からそんな弱音を吐いてどうするんだえ?」

「むむぅ…」

「というわけで、今回は駅に到着するシーンや発車したときのシーンです。以下の動画4点からみなさんが一番旅情を感じられると思う動画の番号をコメントでお寄せくださいよう❗」

「いつもの通り、公平を期するためコメントの公開と返信は結果発表後とさせていただきます。なお、今回は記事のアップが遅かったため締切は明日12日の18時とさせていただきます」
① スイッチバック式の駅として残るJR東日本信越本線二本木駅に到着する189系長野発直江津行普通列車「妙高1号」の車内からの撮影。
「二本木駅は明治44年(1911年)5月1日開業、駅舎は開業前年に建築されたものが現在でも使用されています。車窓に見えるのはスイッチバック線の雪囲いも同様に古い歴史を持っています。この動画は北陸新幹線の長野~金沢延伸開業により信越本線の長野~直江津間の第三セクター化、それに伴う『妙高号』廃止まで残り1ヶ月を切った平成27年(2012年)の2月半ばに訪れて静かに189系とのお別れをするために乗車したのでした」


② 「こちらは①と同じ日に『妙高1号』から乗り継いだ新井発新潟行の485系快復「くびき野3号」が長岡駅に到着する手前での撮影です。この列車も北陸新幹線金沢開業に伴って廃止されるためお別れ乗車したのでした。
   ①②ともに国鉄特急型車両であり、昭和の国鉄型電車のブロワ(主電動機を冷却する装置)音とMT54形主電動機の音を楽しみたいために車の電動車両に乗車しました(個人的には少年時代からあの音に旅情を感じていました)。


③ JR東日本上野駅を発車する常磐線特急「ひたち3号」仙台行の車窓風景です。
    東京…特に上野駅の車窓に旅情を感じられるかどうかは人それぞれでしょうが、東北・上越新幹線開業以前の上野駅在来線ホームの賑わいをご存知の方たちには旅情や郷愁を感じられていたという人も多いと思います。私もそのひとりです。
    現在では新幹線網の拡充により長距離を走る特急列車そのものが少なくなって、片道400kmに満たない東京~仙台間の列車でさえ在来線長距離列車のイメージになってしまいました。
    そのような現況において東日本大震災により長く不通となっていた福島県内から宮城県内にかけての常磐線が復旧し、仙台直通の「ひたち」が復活したことはファンとしては喜ばしいことでした。


④ JR東日本東北本線長町駅を通過する常磐線特急「ひたち3号」の車窓です。
    常磐線の列車は仙台の少し手前の岩沼駅で東北本線に合流して仙台駅まで運転されています。
    仙台市内の長町駅は優等列車は停車しませんが、かつて東北新幹線建設工事が行われていた頃には夜行の寝台特急列車の一部を長町駅停車として仙台駅を通過させていた時代がありました。
    あの時代…上野~仙台間を結ぶ特急列車は東北本線経由がメインで、中でも特急「ひばり」大阪~金沢・富山・新潟間を結んでいた特急「雷鳥」と並んで運転本数が多い列車でした。

「というわけで、車窓の風景からは旅情を感じられないかもしれないけど父ちゃんなりに一応考えて貼り付けた動画です。みなさんからの投票をお待ちしておりますよう🎵」