甲種輸送活発な初秋の週末。① | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

今週末は何故なのか関東を目指してくる、もしくは関東圏内、というか、自分が住むエリアでは

甲種輸送が久しぶりに活発に動いている、という週末になっている。


東京メトロ半蔵門線向け18000系18110F10両(下松→長津田)

東京メトロ丸ノ内線向け2000系2134F6両(徳庵→根岸)

西武鉄道新101系多摩川線車両交換(新秋津↔︎武蔵境)


このうち後項2件は事前にDJ誌による運転情報記載がなく、西武鉄道に関していつも撮影の際に

何かとお世話になっているIさんからの連絡で初めて知った次第だった。

例年だと10月末のイメージだったから、1ヶ月半ほと早い。

既に今日に関しては粗方予定が確定していたため、撮影に回るのは断念せざるを得なかった。


とりあえず、可能なものから対峙していこう。


そう考えて、まず最初に取り掛かったのは東京メトロ半蔵門線向け18000系の甲種輸送だ。

早いもので、第1編成の輸送から約2年、製造予定の19編成中10編成目の輸送となった。

第2編成以降はダイヤが公開されるようになり、たびたび撮影に赴いたことは都度書いてきたが

東海道線内での大遅延に翻弄されてしまい迎撃できなかったり、せっかく身体が空いていたのに

運行があることをすっかり失念していたりして、思ったより記録の蓄積が進んでいないのが実情だったりする。

まぁ、運行時間上動ける範囲は極めて限られてしまっているから、仕方ない部分もあるが。


今回も、東海道線を走破して分割・大停車のある八王子に到着するのは金曜日の夜。

幸い仕事の残業が長くならずに終わったので、夕飯を食べてから立川で到着を待った。


9日、19:39。

山口県の山陽本線下松駅から長駆、定刻にて立川駅に到着。


さすがに10回目の甲種輸送となると、共に撮影している人は少なめ。

その割に後から来て前で右肘を右に張り出してみたり、やたらにでかいヘッドホンを耳に当てて

周りの注意に一切耳を傾けない意思表示をしているのがいるのはどういうことなのか。

相変わらず撮り鉄界隈はわからない部分が多く、撮影者が減った分目立つことを自戒せねば。


牽引してきたのは、岡山区のEF210-142。

今回も下松から八王子まで、超ロングランの運用となった。


ここまで至極順調にきた甲種輸送だったが、この日は大宮からの「むさしの号」が遅延。

運転順序を変更し約7分遅れで立川駅に到着。

所定ダイヤでは見られない、武蔵野線E231系と甲種輸送編成との並びが見られた。


その後は、概ね3分遅れで中央線下りは推移。

先行する高尾行きに飛び乗り、八王子に向かった。


八王子では、既に入換誘導の係員が待機。


そして20:01。

3分遅れのまま、八王子に到着した。

これだけ長い走行距離で、最終的に3分遅れで締めたのは上々であろう。


任務を終えたEF210-142は、即座に切り離しが行われる。


少し手間取っていたようだが、ほどなく解放完了。


少しの間、中線で10両が単独で佇む姿が見られた。

相変わらず中央林間方は、汚損防止のために厳重なラッピングである。


EF210-142は、5番線横の中線を使い立川方に入換。


長い相棒の任務を解き、新鶴見機関区への回送を前に暫くの休息へ。


18000系18110Fも、長旅の疲れを癒す。


東急の甲種輸送に比べると、入換機のHD300の作業開始はゆったりモード。


到着から30分近く経ってようやく、連結作業を開始。


ほどなくして、無事に連結。


また少し、佇む時間があり…


まずは中央林間方5両のみ引き出され、南側の留置線に押し込む入換を実施。

しかしその流れを見守ることなく、この日は帰途に就いた。


残された5両も、後々南側の留置線に入換。

そして今日、明日と5両ずつ長津田に行われることとなる。


とにかく特異な、甲種輸送活発な週末。

それは明日まで、続くことになる。