日高本線の苫小牧から、鵡川までの往復を乗り、苫小牧に戻ってきたら、あとは東京へと帰るだけです。
特急北斗号の入るホームで待っていると、千歳線からの731系と、室蘭本線からのディーゼルカーが入ってきました。
3番線に入線してきたキハ40は、先程、日高本線の鵡川から乗ってきた車両と同じ列車です。
今度は、室蘭本線の列車として、走り去って行きました。
それから、函館行きの特急北斗号が入ってきました。
電化区間を走るディーゼル特急。その電化区間は、この東室蘭まで。
架線の無い、非電化区間になった室蘭本線に入る特急は、右にカーブしていきます。
伊達紋別付近にくると、昭和新山や有珠山が近くに迫ってきます。
長万部近くに来ると、ニュースで話題になってる、吹き出す水柱が確認できました。
内浦湾の海沿いを走り、駒ヶ岳が見えてきたら、列車は森駅に着きました。
向かいの列車は、森から駒ヶ岳の海側を回って行く列車です。
特急北斗は、内陸側を走ります。
大沼の向こうに見える駒ヶ岳。
大沼から七飯までの函館本線は、ここでも二手に線路が分かれます。
しかも、隣の線路を通ると、新函館北斗には行きません。
山岳地帯を抜け、北海道新幹線の建設現場を見ながら、特急北斗号は、新函館北斗に着きました。
このときに、行き違いになった札幌行きの特急が、キハ281系でした。
新函館北斗からは、新幹線で東京へ。
新函館北斗の車両基地を横目にカーブしていくと、遠くに函館山が見えました。
木古内を通過し、新幹線は青函トンネルへ。
これで、北海道ともお別れ。
青函トンネルを抜けると、新幹線は青森県に入り、陸奥湾が見えてきました。
新幹線は、新青森、八戸、盛岡、仙台の順に止まります。
八戸では、八戸線を走る新型車両がいました。
盛岡で、秋田新幹線からのこまち号を連結。
仙台から大宮までの時間が、あっという間でした。
終点 東京に着いた はやぶさ号。
北陸新幹線や東海道新幹線に迎えられ、無事に東京駅に着きました。
今回の鉄道旅で、北海道全域の鉄路を、制覇することができました。
JR線 全線制覇まで、あともう少しです。