カマ鉄オモシー組合

写真を撮ってさえいれば幸せ。

11年ぶりの再訪

2022-09-07 18:00:00 | 機関車
10月1日に全線での運転を再開する只見線。
 
9月5日、6日には旧型客車による
 
記念列車の試運転が行われ、
 
平日であるにも関わらず、
 
まさに全国各地から“撮り鉄”が沿線に集結した。
 
関東、関西は言うに及ばず、
 
見かけた車のナンバーで一番驚いたのが、
 
なんと「熊本」ナンバー。
 
遠路はるばる、お疲れ様でした。
 
 
さて私はと言えば、6日のみ参戦してきたが、
 
上り列車の只見川第八橋梁の寄岩俯瞰だけは
 
どうしても撮りたいと思っていた。
 
 
初めて訪れたのが2011年5月。
 
C11+旧型客車の新緑号を撮影した。
 
眼下に広がる景色が強く印象に残り、
 
いつかまた!と考えていたところ、
 
新潟福島豪雨によって不通となってしまった。
 
 
それから11年あまり。
 
只見行きの下りを撮影したあと、
 
すぐに俯瞰場所へ向かったのだが、
 
道は想像以上に荒れていた。
 
11年も過ぎれば、当たり前なのだが、
 
急勾配、急カーブ、道幅クルマ1台分、
 
道の両側が草に覆われ、
 
路肩はおろか、道も満足に見えず、
 
ガードレールもない。
 
たまたま同じように
 
俯瞰場所へ向かう車列に加わる形となり、
 
草や小枝に引っかかれて、
 
クルマも悲鳴を上げているが、
 
もはや途中で引き返すこともできず、
 
覚悟を決めて、ただ前進あるのみ…。
 
そこにいた鉄の皆さんの譲り合い精神で
 
「奇跡的」に自分のクルマ1台分
 
停めるだけのスペースを空けてもらい、
 
帰り道への不安を抱きつつも、
 
まずはホッと一息。
 
 
機材を抱えて、汗だくになりながらも、
 
林道を5分ほど歩くと、
 
11年ぶりの絶景が眼下に広がった。
 
 
結果、20名ほどの猛者が集まり、
 
列車通過までのひとときを
 
談笑しながら過ごした。
 
※著名な鉄道カメラマンの姿もあった。
 
 
 
 
 
 
2022年9月6日
只見線 会津蒲生ー会津塩沢
試9442レ
 
 
 
 
 
撮影後は、
 
もはや追っかけは無理とあきらめていたが、
 
思いのほか、スムーズに下山できたおかげで、
 
何とか会津宮下で追いつくことができた。
 
 
※この場所へのチャレンジは
 完全に自己責任でお願いします。
 
 


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