京阪神緩行線用のクハ76ですが、金属製ドアへの交換作業の続きと、戸袋窓のHゴム化の作業に着手します。
クハ76は、前回に2箇所目のドア交換をしたところでギブアップしていました。
残る4箇所も一気に作業して、クハ76の全てのドア交換が完了しました。
ドア交換箇所を拡大してみました。見た目は、まずまずの仕上がりではないでしょうか。
然しながら、同一箇所を光に透過させて見ると、かなり隙間があることが判りますが、ここらが素人加工の限界です。
ドア表面が側板から目測で0.2mmほど落し込んだ位置で、四辺を均一に合わせて裏面から中粘度の瞬間接着剤で接着しました。このドアのみ上辺の隙間から接着剤が滲み出て、ドア表面に付着してしまいました。十分に乾燥してから、刃先等で削り落せると思います。
引き続き、戸袋窓をHゴム仕様にする加工に着手します。
窓枠ごと繰り抜いた戸袋窓部分(ドアの左側)に、厚さ0.5mmのプラ板を縦5.8mm×横4.7mmに切り出した物を嵌め込みました。プラ板の表面は、側板から少し落し込んだ元の戸袋窓枠の位置で、裏面から低粘度(サラサラ)のプラ用接着剤で接着しました。完全に固着してからHゴム窓に加工することにします。なお、ドアの右側で塞いだ板は、側板と面一になるように貼ったトイレ壁です。
根を詰めて作業し疲れました。此処でダウンです。(続く)
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