鳴子温泉駅に到着した際に

こんな大雪で乗り継ぎ列車が到着していないことに不安を感じていました。

 

私の乗る予定の列車は

13:08発の新庄行、定時運転なら12:25に到着している筈でした。

しかし、「運転を見合わせて」の文字が見えるかと思います。

駅員さんの情報ではこの列車が雪だまりに突込み、動けなくなっているようです。

現在、救出に向かっているので、暫くお待ちくださいとのこと。

 

いつまで待つのか、悩みます。

とりあえず14:13の小牛田行に乗るのも選択肢のひとつかと思い、暫く散歩することにします。

 

駅舎も

随分と寒そうです。

 

こんな日は足湯にでも

と思いましたが、残念ながら休止していました。

 

駅前の商店街を歩きましたが、

かなりぬかるんでおり、時間が掛ります。

面倒になって、駅に戻ります。

 

駅前には古川駅前行のバスが停まっており

乗ろうかと迷いましたが、古川なら列車で戻ればいいと思いパス

 

駅に戻ると

改札の扉は閉じられていました。

 

まあ、こんな時には焦っても仕方ありません。

そう言えば、鳴子温泉はこけしが有名だったことを思い出しながら眺めます。

 

ここで、動きがありました。

ひとりの乗客が駅員に怒鳴り始めました。

 

聞こえる場所に移動します。

関東の方のようですが、私には関西弁に変換されて記憶されています。

以下は関西弁で書きますが、実際のやり取りとは異なりますのでご了承ください(笑)

 

「あんたの会社のホームページでは運転再開予定時間が表示されているやないか!」

「なぜ、案内がないんや!」

 

「駅には情報が入っておりませんので、確認いたします。暫くお待ちください。」

 

(電話確認後)

「現在、救援には向かっておりますが、現場の状況は確認できておりません。」

「暫くお待ちください。」

 

「お前の会社のホームページはどないなっとんねん!」

「いつまで待ったらええねん。」

 

(再び電話)

「説明いたしますので、待合室へお越しください。」

 

(待合室へ移動)

「皆様、ご迷惑をお掛けしております。

「現在、新庄方面の運転再開の見込みは立っておりません。」

 

「どういう事やねん!」

「まあまあ。聞きましょうよ。」

 

「新庄方面へ行かれる方は何名様いらっしゃいますでしょうか?」

挙手した人数をカウント

「お子様を含めて4名様ですね。暫くお待ちください。」

 

「お待たせいたしました。4名様、こちらへどうぞ」

言われたとおりについて行きます。

 

「本日はご迷惑をお掛けします。」

「運転再開の見込みが立ちませんので、」

「タクシーにて新庄駅までご案内します。こちらにご乗車ください。」

料金表を見ると14,500円とありました。

 

私は青春18きっぷなのに乗せてもらえるのか?

そんな疑問を抱きましたが、

切符の確認をされませんでしたし、一人減ってもタクシー代は変わりません。

お言葉に甘えることにしました。

しかし、タクシー代行って初めての経験です。
 

では、新庄駅に向けて出発します。