上:TOMIX キロ28 2300番台
下:エーダイ キロ28 2500番台
TOMIXのキロ28はHG初回ロットの1993年の製品ですから約30年前の製品。
かたやエーダイはそれより更に古いの1979年ごろの製品です。
エーダイはキハ58系を引っ提げて颯爽と登場したNゲージとしては新参メーカでした。
TOMIXはHG製品を表す金文字の「TOMIX」が目立ちます。
箱裏には、製品紹介を兼ねた編成図が載っています。
それと、添付品としてグリーン車マークが1両分(予備あり)あります。
TOMIXのは実車ガイドが文字だけで不愛想だなー(笑)
奥がエーダイ、手前がTOMIXです。ディティールとしては当時の製品としては良くできているなと思ったものです。(発売当時はTOMIXもKATOもキハ58系は旧製品でした)
今こうやって並べてみても悪くはないなーと思いますが。グリーン帯もきれいに印刷されています。
TOMIXは帯なし製品です。(帯インレタ付属)
逆サイドです。印象把握はいい感じです。
2300番台と2500番台なので実車も側面は多少相違があると思います。近しいところではありますが。
妻面です、左がTOMIXです。エーダイはTN化していません。(TN化には対応していません)
逆サイドの妻面(トイレ側)
車体の造形は悪くないですが、屋根がちょっと無理あるかな。
そして床下です。手前がTOMIXです。HG初期ですが、TN(SP)に交換しています。
エーダイの床下はKATO(旧製品)に交換しています。KATOで廃車になったパーツが余っていたので、KATOカプラーに変えたいのもあって台車も床板もKATOのものを加工して強引に嵌め込んでいます。(床板の幅調整しました)
屋根もクーラーの造形とベンチレータが屋根一体成型だったのが気に入らず、TOMIXの別売りパーツに交換してしまいました。こういう時は別売りパーツが手に入ると助かります。
ついでにHゴム部分も製品のものは銀色表現だったのと線が太目だったので、こちらもHゴム部分だけをTOMIXの別売りパーツに交換しています。サイズ的には窓を拡げるなどの加工はしなくても入りました。
改造しまくって、結局エーダイ原型で残っているのは車体とガラスの一部だけになってしまいました。
こうやって斜め上から見ると、屋根が深く入り過ぎて雨樋が目立ちすぎているので、屋根高さは調整しなおしたほうがいいですね。
あと、車番がキロ28 2511になっているのはエラー(2511は雨樋が下がったタイプ)なんですが、車番消すと下のクリーム色も行ってしまいそうな塗装ですのでそのままにしています。(爪で擦ると剥がれて・・・)
モーターなし車でもちゃんと取り扱い説明書と検査証が入っています。
<その後>
エーダイはその後会社が倒産しエーダイナインの製品は学研に引き継がれましたが、学研もNゲージの販売をやめてしまったので今はエーダイ・学研の製品を巷で見かけることは少なくなりました。