早めに乗っておいた方がよい路線【2022年版】(22・南海和歌山港線)    | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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先般、JR西日本やJR東日本で路線維持が難しい路線・区間が公表されました。
その他にも全国で存廃問題が出ている線区が複数あります。
 
数年前にも取り上げましたが、今回は【2022年版】という事で、
改めて全国で廃止される可能性がありそうな路線・区間を簡単に取り上げていこうと思います。
前回【2016年~2017年板】と同じ線区が多数登場しますが、ご了承下さい。
 
今回紹介する早めに乗っておいた方がよい路線は、
和歌山市街と港湾地区を結ぶ南海電鉄の支線、南海和歌山港線です。
 
港湾地区の振興のため、大半が和歌山県により建設された路線ですが、全線において運営は南海です。
開業が遅かった関係で貨物列車は運行されず、旅客列車も利用が低迷してしまい、
和歌山港~水軒の廃止、残った中間駅の全廃など、段々規模が縮小しています。
現在は和歌山港駅での南海フェリー(徳島行き)への接続と通勤輸送が主な使命と思われますが、
これ以上減少すると和歌山市駅からバスでも……となってしまいかねません。
また、施設が老朽化して更新が必要になると県税を投入しなければならないことから存廃問題が浮上する可能性があります。
 
今すぐ存廃というわけではありませんが、
機会がありましたらお早めにご乗車になって下さい。