浅草駅は隅田川に近い | 国立公園鉄道の探索 ~記憶に残る景勝区間~

国立公園鉄道の探索 ~記憶に残る景勝区間~

国立公園内を走る鉄道の紹介と風景の発見
車窓から眺めて「これはいい」と感じた風景の散策記

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浅草駅は隅田川に近い

 

 

 

 

 

 

東京メトロ銀座線(浅草~渋谷間 14.2km)の起点・浅草駅。

銀座線は、伝統ある地下鉄です。

浅草~上野間が日本最初の地下鉄路線として開業したのは、1927(昭和2)年のことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地下駅から地上に出て、道を一本渡ると隅田川が流れが見えてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで隅田川に架かっている橋は吾妻橋です。

私などは、夏目漱石の「吾輩は猫である」に登場する水島寒月先生の吾妻橋事件を思い起こしてしまうのですが。

 

対岸には、浅草名物・アサヒビールのオブジェも望まれます。

 

 

 

 

 

 

上流側には、浅草駅を発った東武線の電車がゆっくりと進んでいくのが見えました。

 

 

 

その、東武線の浅草駅に入ります。

 

 

 

浅草駅は、日光や鬼怒川へ向かう特急の起点でもあります。

 

 

 

 

隅田川を渡った後、急カーブして隅田川と並行する形で駅ができおり、しかもスペースが限られていますので

駅構内にもカーブ個所もみられます。

 

 

 

 

 

 

急カーブ個所で、電車とホーム隙間が広く、通路が狭まっている2番線では、立ち入り禁止区域もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

江戸情緒漂う古い街に鉄道が同居するためには、相応の工夫と努力が必要なようです。

 

 

 

浅草駅を発ちます。

 

最小半径100mの急カーブを低速で進むと、やがて隅田川を渡ります。

 

 

 

 

今度は車窓から吾妻橋方向を眺めてみます。水上バスが待機しているのも見えます。

アサヒビールのオブジェは、この方向からだと球体に見えました。

 

 

上流側には言問橋が見えました。

岩淵水門で、荒川放水路と別れた流れは、都心の下町をゆるりと海へと下っていきます。