(その8からの続き)
-登戸(10:14)-向ヶ丘遊園(10:28着・10:40発)-
和泉多摩川駅を通過し、多摩川を渡って神奈川県に入りました。
南武線登戸駅を抜けると小田急線の登戸(のぼりと)駅です。
途中の連絡通路には青狸ドラえもんのミニ銅像があったのですが、
どこかのクラブの待ち合わせ場所となっていたので、
撮影は遠慮しておきました。
ホームは2面4線。
記憶にあるのが複々線への移行期からで、
狭いというイメージがありましたが、工事が終わってゆとりができましたね。
上の写真でもお気づきのように、
小田急線登戸駅は構内のサイン類が全部青狸ドラえもん仕様です。
これは登戸駅から藤子・F・不二雄ミュージアムへの
連絡バスが発着しているということから。
JRの登戸(と宿河原)駅でも
発車メロディーに藤子アニメの主題歌が使われています。
駅の西側から出ました。
道路は随分整っていて、周囲の建物も新しい…
…と思ったら、こんな場所に出ました。
どうやら区画整理が行われている真っ最中のようです。
なんでも、このあたりは30年越しの区画整理が続けられていて
未だに完了の見込みが立っていないとか。
とはいえ、最近はようやく進捗がはっきりしてきたようで、
地図では建物が雑然と並んでいるはずの区画に、
建物がひとつもありませんでした。
向ヶ丘遊園駅に着きました。
駅名の向ヶ丘遊園は20年前に閉園していますが、駅名はそのままです。
目に飛び込んできたのはレトロな駅舎。
こちらは手直しされてはいるものの、1927年開業当時のままなんだとか。
もちろん小田急で一番古い駅舎。
ホームは2面4線。
代々木上原からの複々線区間はここまで(登戸-向ヶ丘遊園間は3線)。
千代田線直通電車を中心に、この駅折り返しも多数設定されています。
ちなみに、藤子・F・不二雄ミュージアムへは登戸駅よりもこちらの方が近いようです。
サイン類は通常ですが、接近メロディは藤子アニメの主題歌です。
南口から出て、次の駅へ向かいます。
駅前広場から続くアプローチ路の間に駐輪場がありました。
よくよく考えると、ちょっと違和感ある造りです。
実は2000年まで、この場所には向ヶ丘遊園モノレール線の駅がありました。
ロッキード式という珍しいタイプのモノレールだったそうですが…
結局乗らずじまいだったなぁ。
向ヶ丘遊園跡地まで歩いてみたいところですが、
そこまで歩いている時間はありません。
県道に合流する手前で裏通りに入り、
線路へ戻りました。
千代田線方面に折り返すJRの電車が止まっていました。
小田急線にJRの電車が入るようになって早くも6年、ですか。
この通りは人通りが結構多かった…。
踏切を渡り、五反田川に沿って西へ進みました。
コサギが歩いていました。
エサを求めているのかな…
そう思って水面をみると、魚が泳いでいました。
小魚もいっぱいいるんだろうなぁ。
さらに西へ進みました。
川沿いの道が途切れるので、この橋を渡りたいと思います。
(その10へ続く)
登戸駅から生田駅までのGPSログ(1/23,000)です。
本文ではずっと川沿いを歩いているように書いてしまいましたが、
実際は一度道が途切れていたため、いったん県道に出て、
再び川沿いの道に戻りました。