JR北海道は沿線自治体に対し石狩沼田ー留萌間を来年3月に廃止し、
深川ー石狩沼田間は通学生が多いことを考慮し3年後に廃止すると提案していました。
石狩沼田ー留萌間は留萌市が早々に廃止を容認したことから来年廃止は決定的になり、
あとは沿線自治体が深川ー石狩沼田間の扱いをどうするかが問題になっていました。
どうもこうも、全線廃止は決定的だったのですが。
で、沿線自治体では今日にも廃止に合意すると道新が報じていました。
これにより留萌本線の営業距離は来年3月に今の50.1㎞から14.4㎞になり、
さらにその3年後には廃止されることになります。
全国のJRで『本線』を名乗る路線で一番営業距離が短いのは日高本線(苫小牧ー鵡川間)の30.5㎞ですが、
来年からは全国最短の『本線』となり、それも3年後に廃止されることになります。
また『本線』を名乗る路線の全線廃止は我が故郷の名寄本線以来の2例目になるのではないか。
これは何かと話題になりそうな路線廃止ですねぇ。
来年から3年後まで、沿線は活況を呈しそうだ。
それにしてもあれだ、深川ー石狩沼田間の14.4㎞は札幌だと大麻まで(14.5㎞)とほぼ同じだ。
そこを1両か2両の気動車が行ったり来たりするわけだ。
JR北海道は車両の運用が楽になるなぁ。
と同時に、乗り鉄が乗車するには楽な路線になる。
是非、石狩沼田駅での折り返し時間はたっぷりとって、
いろいろな記念グッズを売りつける時間を確保してほしいものです。
沼田町もそれに協力しなければいけないぞ。
3年間で、しこたま稼ぐ方策を考えそれを次につなげる工夫をしなさい。
でないただのアホだ。
ピンチはチャンスなのですが、わかっていないところが多いからなぁ…。