防潮堤の上に来ました。浜松市沿岸に築かれた防潮堤は高さは最大15m、全長17.5kmに及びこの長さは偶然にも赤電(遠州鉄道鉄道線)と同じです。前回のブログにも書きましたがこの防潮堤は地元創業の一条工務店から300億円💰💰💰 もの寄付金を基に2014年4月に着工、5年の歳月をかけて防潮堤の築堤部分が完成しました
ヤッター!
防潮堤の上に立ってみると或る景色の違和感に気付きました💡。コレは防潮堤から北側(遠州浜団地側)です。酸性雨のせいか枯れて白くて幹が見えます。
こちらは防潮堤から海岸側。整然とはしていませんが、立ち枯れている樹は無く葉も青々としています。
立派な防潮堤が築かれたのは良いのですが、近年は周辺の防風林の元気がありません。
防風林がしっかり生えていた
浜松南営業所付近
遠州鉄道59
浜松200か‥59
日野U-RU2FTAB(1992年)
キュービック様提供
防風林に隣接していた浜松南営業所(現在の磐田営業所南車庫)。
防風林が無くなった現在の同所
浜松南営業所
2019年5月14日
近年、浜松市沿岸部の防風林がかなり衰えています。防風林を整理したのか、ほとんどの松の木が無くなり、今では背後に写る一本の松を残すのみです。
(海岸)防風林は海岸部からの海風を和らげるための役割でしたが、ここでは防潮堤を護る役割もあると思います。
せっかく築かれた防潮堤の機能を失わないためにも周辺の防風林の整備もお願いしたいものです。