早めに乗っておいた方がよい路線【2022年版】(20・名松線)    | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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先般、JR西日本やJR東日本で路線維持が難しい路線・区間が公表されました。
その他にも全国で存廃問題が出ている線区が複数あります。
 
数年前にも取り上げましたが、今回は【2022年版】という事で、
改めて全国で廃止される可能性がありそうな路線・区間を簡単に取り上げていこうと思います。
前回【2016年~2017年板】と同じ線区が多数登場しますが、ご了承下さい。
 
今回紹介する早めに乗っておいた方がよい路線は、
三重県中部を東西に結ぶJR東海でトップクラスのローカル線・名松線です。
 
路線名で分かるように、松阪と名張を結ぶ目的で松阪方から建設されましたが、途中の伊勢奥津でストップしています。
松阪~名張間は既に近鉄線によって結ばれているため、当初の目的は果たせず中途半端な盲腸線になっています。
利用者が少なく、キハ11形の単行~2連により細々と運転されている状態で、
いつ廃止されてもおかしくない感じの路線ですが、
そこは東海道新幹線で収益を上げているJR東海の路線であるため、現在も維持されています。

一方、そのJR東海の路線ゆえ、利用客を呼び込む観光列車は一切運転されていません。

観光客にはありのままのローカル線を味わってもらうスタンスのようです。
 

災害運休になっても復旧したり、何とか生き残ってきた名松線ですが、
しかしながら、コロナ禍によりJR東海も楽ではなくなってきました。
また、自然災害で不通になるごとに復旧してきましたが、
今度被災した場合、JR東海や沿線自治体が復旧費用を負担できなかったとすると、
現在の輸送量からして、そのまま廃止されてもおかしくありません。

また、利用減で存廃が議論される場合、

対象は全線一括か、末端の家城~伊勢奥津か、2パターンが予想されます。

  
自然災害が発生しない限りは大丈夫と思いますが、
機会がありましたらお早めにご乗車になって下さい。