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今日はNゲージ鉄道模型、ケース保管から線路上に戻したところ脱線だらけだったKATO DD51 1184の対策です。今まで何でまともに走ってたの?と不思議な部分もあるんですが..😅。
不具合のため臨時入場したDD51 1184 東新 KATO 7008-1です。
磐越西線セメント貨物列車のイメージ、タキ1900住友3+CT11の14両編成を牽引です。貨車は河合商会製、2両だけポポンデッタになってからの製品です。一時的にケース保管にしていたものを組成し直して線路上に戻したのですが...
走らせたら機関車が方々で脱線しまくりでした。写真は脱輪状態でポイントに突っ込み、ショート検知機作動で停電停止したものです。ケース保管にする前は正常に動いていたのに何でよ??
まともに周回出来なかったので、ED75 94(KATO 3029 唯一現役で残っている”第二世代車”)の救援を仰ぎました。問題なく走って1番ホームに到着です。
さて、DD51の不具合原因を探します。バラシてギアなどの状態を確認、綺麗なものです。益々何でよ?だったのですが気付いたのが..
左がDD51に付いていた車輪、右が電車等に幅広く使われている中空軸車輪です。車輪径は同じに見えますがフランジの厚さが違う..あれ?DD51はローフランジ車輪だった??河合商会の貨車は走行抵抗が大きめなので、トラクションタイヤが踏ん張って走る結果台車に横に振れる圧がかかり、フランジが薄い故の脱線多発 と想像します。今までまともに走っていたのが不思議です😅。
フランジの厚い車輪に交換、中空軸車輪を軸から外し、ギア付きの車軸に移植しました。トラクションタイヤは別に探し出しましたが、矢印の1箇所だけです。
車輪を保管しているパーツケースを漁ったんですが、トラクションタイヤ対応(ゴムを付ける溝が彫ってある)、黒色、車軸長の3条件を満たすのは1輪しか見つかりませんでした。車軸短は結構ゴロゴロしてましたが..意外と無いんだな..😅。
ローフランジ車輪は別に保管します。9輪ありますが捜索中にもう1輪発見されました。ウェイト代わりに使ったりしますが、脱線の原因になるので車輪としては使いません。
他にタキ1900CT(セメントターミナル)車にも1両脱線しやすい車両が...これは矢印のワッシャーが脱落していたためです。カプラーを車間短縮ナックルへ交換した時に1箇所付け忘れたのでしょう。河合商会製は運転中左右斜めに傾きやすく脱線が多い傾向がありますが、台車ビス止め部の丸い枠ギリギリのワッシャーを挟んで固定することで傾きを抑えられ走行安定性が向上します。あれこれやってみた結果の経験則です😁。
DD51の前照灯が爆光過ぎたのでLEDの先に白いシールを貼って減光もしました。
ようやく脱線が無くなり、あちこち運転した上でようやく留置線に戻って来ました。ケース保管になる前とは貨車の連結順位しか違わないのですが、何でこのタイミングで脱線しまくったのか?ケース保管前は何で安定して走っていたのか??不思議なことだらけですが😅、ひとまず順調に動くようになりました😁。
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