以前にもこんなハナシをした様な気がしますが、俗に“門鉄デフ”と呼ばれる除煙板。


門司鉄道管理局(・小倉工場)式デフレクターを略してそう呼ぶんだそうで。


活字で書くと、「通常の除煙板の下半分をカットし残った半分をランボードから伸ばした2本の棒にて支持する方式」となりますが、要はこんなんです。

唐突にこんな話をしておるのも、11月予定品の“SL人吉”の牽引機として出る58654に門鉄デフが装備されておるからです。

ウチの門鉄デフの機体と言えばコレです。


KATO 2013-1

“C57-180 門鉄デフ付き”

旧製品のC57なんですが、思いのほかプロポーションの良いモデルです。


蒸気機関車がお好きな方。

状態の良い中古で見つけたら是非ご検討ください。


「買ってみな。飛ぶぞ。」

それはエエとして…。


本日はスハ43系統の旧客を引っ張り出します。

昭和SL映像…(略)。

スケール的に少し大きい分ウェイトがあるのか、トラクションもしっかりかかってグイグイ走ります。

こう切り取ると、給炭設備が現役に見える不思議。

ドローンを使っていないドローン“風”撮影。

紫合駅に帰ってきた懐かし列車。

考えてみると、ファインスケールでコアレスモーターを載せるようになったKATOの蒸気機関車の中で、門鉄デフ付きのロコは今回が初めてでしょうか?

ヌルっと走る最新仕様の58654ってのも楽しみです。


Swallowtail