皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

今回は久々に私の専門分野であるキハ58系のお話です。

 

本日キハ58系の写真を見ていると、キハ58 1528のジャンパ栓に違和感を感じました。

 

↑キハ58 1528 よくよく見るとジャンパ栓に違和感を覚えました。

 

 

 

↑こちらはキハ58 1504 先ほどのキハ58 1528と比べると根元形状、角度等が異なるように見えます。

 

キハ58系の途中からはジャンパ栓の角度・形状が変更され、KE53からKE53A・KE53Bと変化していました。そのためキハ58 1504の姿がパノラミックウィンドウ車(モデルチェンジ車)では本来の姿ですが、上に挙げた1528番はどこかで古いKE53に交換されてしまったようですね。

 

↑こちらはキハ58 144。新製時より古いKE53を付けています。

 

↑こちらはキハ58 7209(元638番) 番号的には中期車ですがジャンパ栓はまだ古いKE53です。

 

↑キハ58 681 ジャンパ栓形状が変わっているようです。キハ58では655からKE53Aになります。

 

↑キハ58では734から脚部が変更されたKE53Bに変更されているようですが、ぱっと見はKE53AとKE53Bの違いが良く分かりません…。

 

こうやって見ると、なぜキハ58 1528で古いジャンパ栓に交換されているのか不思議ですね。

 

ちなみに逆に古い初期車に新しいKE53Bが付いているケースは比較的多くみられます。

 

 

↑こちらはキハ58 186。九州ではスカート取り付け後の初期車において、ジャンパ栓が新型に交換されたケースが多くみられます。

 

↑キハ58 54。急行「よねしろ」用の更新車もジャンパ栓が新しいものに交換されています。

 

初期車に新しいジャンパ栓が付いていたり、モデルチェンジ車のしかも更新車に古いジャンパ栓が付いていたり、本当に興味が尽きませんね。

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!

 

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にもキハ58系各車の解説がありますのでご覧になってください。