模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。
今回は「189系 日光・きぬがわ号」です。
この製品は2012年12月のクリスマスシーズンに発売されました。
形式からもわかるように、元々は横軽の碓井峠をEF62/63と併結し走っていた「あさま」でしたが、碓井峠廃止後に183系の置き換えや波動用に転用され、この車両も2003年に専用塗装を施され、大宮の波動用列車「彩野」という相性で活躍していました。
2006年に長らくライバルだった東武鉄道とタッグを組む形となり、宇都宮線栗橋付近に乗り入れ線を設置。ながらく「あいづ」として活躍していた489系(写真中央)が東武線へ乗り入れて、「日光」や「鬼怒川温泉」へ行くようになり、逆に東武の看板列車「スペーシア」(左)が新宿へ乗り入れていました。
その485系の予備車として、この189系が東武線の乗り入れ機器を搭載し、塗装も同色に塗られて活躍・・・してませんでした。
末期は故障の多かった485系(クーラーからの水漏れ?)の代わりに入ったのは、スペーシアだったようで、実際に189系は「臨時八王子・日光号」「臨時横浜・日光号」等の直通専用車両で、他線区から直通ではなく、なぜか新宿を経由して乗り入れてました。
2011年に253系1000番台に任務を譲り、引退しました。
専用塗装というわけではありませんでしたが、塗装を東武のスペーシアに合わせていたのは、珍しかったですね。
今だったら、「青」「紫」「スケベ椅子ゴールド」とかに、なっていたかもしれません。
前面の塗装が485系に無理矢理合わせたせいで、微妙な顔つきですが、昔の「サンバー」みたいなかわいい顔つきなのも事実かも。
【243】JR 189系電車「日光・きぬがわ」
メーカー:TOMIX<98901>
発売:2011年11月
導入時期:2012年12月24日(新品)
形式:189系(JR東日本仕様)
両数:6両
改造:中間TNカプラー(台車マウント)
●導入経緯
ラウンドハウス製「485系日光・きぬがわ」を所有、その関係でTOMIX製「東武100系スペーシア」も購入。引退後になってはしまいましたが、TOMIX製「189系日光・きぬがわ」が発売したら、買うしか無いでしょ。
出番が、入線整備した2015年以降、一度も無かった車両ですが・・・。
始めは渋い動きでしたが、数周させると調子良く走ってくれました。
実車は撮影出来ていないんですよね。
本来なら、「座席の枕カバー塗装」も行いたかったのですが、昨日の夜に「あれ?明日のブログに上げる車両、なくね?」という事に気づき、急いで検査整備した形です。
(座席が色つきで良かった)
なので、「背景が最新仕様」だったりします。
一部を除き、「昭和50年代」に化けてます。
今回のすれ違い車両は、TOMIX製の「東武100系スペーシア」、やはりコレでしょう。
当時新宿で出会った時は、目を疑いましたよ。ホント乗り入れ始まったんだと。
元々山岳地帯を走っていた189系ですから、鬼怒川温泉付近の山々は、それなりに似合っていたと思います。むしろ交直流の485系を乗り入れ車両に選んだのが、疑問でした。
後継も253系より251系「スーパービュー踊り子用車両」の方が、良かった気がします。
関係ないけど、ヤードの方もリニューアル後になってます。
写真では隠れちゃってますが、手前の「私鉄っぽい駅」もちゃんと復活させました。
「貨物駅付き」で・・・。
当時(2012年12月)の在籍数。
急行型 6両/特急形 113両(183/189系 15両)
通勤形 305両/近郊型 85両/気動車 15両
蒸気機関車 1両/電気機関車 74両/ディーゼル機関車 12両
貨車 314両/緩急車 14両/特殊貨車両 2両/事業用車 16両
客車 312両
私鉄通勤車 6両/私鉄特急 32両/私鉄機関車2両/私鉄貨車9両
外国形 17両
合計 1334両(後日追加した車両分含む)
うちM9モーター95個目(1個追加)
※この時点で交換出来ない数になってますorz
どことなく東武線内の雰囲気?
特に「臨時 八王子・日光号」が多かったので、201系や「あずさ関係」でのすれ違いも有りなのかもしれませんね。
個人的には「彩野」(たぶん彩の国の原型)と呼んでましたが、塗り替え後は違ったのかもしれません。
※彩の国・・・埼玉をもじった物で、江戸との境「川口」には、関所が設けられていた・・・それは「飛んで埼玉」(映画)の世界か。
まぁ、何はともあれ滅多に登場しないレアな特急ですね。
以上、「急いで作成した為一部無理がある、東武線直通車両189系の紹介」でした。