〜2022年8月13日(土)〜
今日から夏休みとなり、猛暑の中、四国釣り遠征へ。
昨年は悪天候予報に関わらず強行してひどい目にあったけど、今年も前線停滞に加え突然の台風。
なにやら嫌な予感を感じつつ出発。

旅の始まりは塩尻駅。「しなの2号」でまずは名古屋へ。

列車到着放送が流れ、383系が姿を現す。

午前7時12分、上り「しなの」の一番列車「しなの2号」到着。本日は堂々の10両編成。

定刻7時14分に発車。
暑いけど、空にはなんだか秋っぽい雲が浮かぶ。

指定席4号車の車内は空いててゆったり。
しかし自由席は2両しか付いてないこともあって、入線時に見た限り結構な乗車率。

7時42分、木曽福島。
世間はお盆休み。本来なら通勤時間帯にある普通列車も空いててのどか。

振り子を効かせて木曽の山間部を進む383系。
自分の上司が「しなのは酔う」と言ってたけど、以前のE351系「スーパーあずさ」に比べたら序の口に思える。
自分はE351系大好きだったので、早すぎる引退は本当に残念😞

車内からは涼し気に見える木曽の山々。しかし外は暑い、というか熱い、んでしょうね~😱

中津川を過ぎると、車窓に笠置山(かさぎやま)。

恵那で下り普通列車と遭遇。
おっ、投入されたばかりの315系。初めて見た。どことなく小田急8000系を連想させるフロントマスク。

別角度の笠置山はまた違った趣。

多治見で再び315系と遭遇。
最近のJR東日本車が、個人的には「ナニコレ?」と思ってしまうフロントマスクが多い中、東海車は無難な顔立ち。

のどかな景色を抜けて車窓にビル群が見えてくると、間もなく名古屋。

定刻9時18分、終点 名古屋に到着。
通常はここから新幹線だけど、今日は途中の大阪でお使いをしなければならないので、途中下車するならばと、前から乗りたかった近鉄特急で難波へ。

やって来たのは近鉄名古屋駅。
おー、画像で見覚えある近鉄特急😲
確か2階建て車両連結のビスタカーだったか。生で見るのは初めて。昭和生まれの車両らしく、なんというか重厚感があってかっこいい😂

これから乗るのはビスタカーではなく、10時発の「ひのとり」大阪難波行き。
入場前に自動券売機のシートマップで特急券を購入したら、既に窓側は満席。かろうじて残っていた通路側をやむなく購入😢

9時52分「ひのとり」80000系入線。多くの人がカメラを向ける。

2020年デビューの「ひのとり」。令和生まれの車両ながら、昭和世代の自分もかっこいいと思える精悍な顔つき。
やっぱり特急列車はこうカッコ良くなくては🤔

「ひのとり60列車」。
「60号」ではなく「60列車」。独特の呼び方が伝統ある近鉄特急ブランド。

レギュラーの2号車に乗車。まだ新車の匂いがする。
レギュラーといえども+200円が必要な特別車両。
さらに1号車はハイデッキのプレミアムとなっていて、ホームから見る雰囲気はまさに上質空間。

指定された席に行くと、なんと誰か座ってる😓
ダブルブッキングか?とその方の特急券を見せてもらうと、4号車4C席となっていて「すんません間違えました」と言って立ち去っていった。
ふ〜焦った😩

列車は定刻10時に発車。心地よいモーター音を響かせて紀伊半島を進む。
気兼ねなくリクライニングできるバックシェルシートに加え土足禁止のフットレスト、さらにコンセント・Wi-Fi完備でこりゃ快適😎

時々デッキに出て景色を鑑賞。
2号車にはフリースペースがあるものの、先客がすっかり寛ぎ態勢に入って空かなそう😥

津で「本日満席です」の放送が流れ、ここから大阪の鶴橋までノンストップ。

緑鮮やかな田園地帯を優雅に進む😚

途中から紀伊半島の山越え区間へ。

名古屋から難波まで約2時間。他にも伊勢志摩や京都にも路線が延びて、関東の東武と並び私鉄としては日本最大級。
有名な「しまかぜ」が走って観光要素もたっぷり。これは乗りつぶししたくなってしまう😆

12時01分、鶴橋に到着。結構な下車あり。

大阪上本町を出ると、もう次は大阪難波。JR以外で大阪に足を踏み入れるのは初めて。

12時07分、終点 大阪難波に到着。
名古屋から約2時間。JRではない路線で到達した大阪にちょっと半信半疑な気分。
それにしても超快適だった「ひのとり」。運賃+特急料金で4540円。新幹線に比べたら格安。
極端な速さは求めず優雅に移動したい自分は、この区間を直通するJR在来線優等列車が無いから仕方なく新幹線を利用してたけど、これは今後の名古屋−大阪は近鉄一択になりそうな衝撃🤨
次回は窓側でビール飲みながら、なんて目論み、お使いの為に暑い大阪の街へ😑