いつも”重単5175”をご訪問頂きありがとうございます。
今日はNゲージ鉄道模型、在籍する3両のKATO DE10を全てスロットレスモーター化し、寝台特急あけぼの12両編成を牽引して初の重連運転をやってみました。
以下記事で↓485系からモーターを移植交換してDE10のスロットレスモーター車は2両になったと書きましたがもう1両、GM-3で残っていたDE10 1109をスロットレス化しました。今は北斗星カラーになって東武鉄道に来ている機番ですが、私は花輪線でホワイトスノー安比など臨客を牽引していた頃のイメージ、国鉄色の青森在籍時代としています。
DE10は3両共スロットレス化ということになりますが、2個しか無かったので新たに1個買って来ました。
何の説明もありませんでしたが、若干の仕様変更があったようです。モーターの方向を示すのが黒いプラ部の突起(↑リンク記事に書いています。)ではなく、金属のハウジングに切り欠きが出来て、磁石の赤ペイントが見えるようになりました。写真はフライホイールを抜いたところ、DE10のものを移植して取り付けるのは前回と一緒です。DE10はモーターを縦に付けますが、前回のプラ突起と写真の赤ペイントの方向を合わせて取り付けたら正しい方向に回転しました😁。
以前も書きましたが、DE10の台車は車輪むき出しのため、矢印の集電板が車軸を直接擦る構造で他のKATO電動車より走行抵抗が大きいと思われます。車輪が小さい分ギヤもミクロサイズでホコリ噛込みの影響も受けやすい..感覚として低速トルクが太くなっていると思われるスロットレス化して、走行抵抗と多少の噛込みがあっても安定して走行してくれないかな?が狙いです。
DE10をスロットレスに統一することで、GM-3モーターの予備を2つ捻出できました。DCCにおいてはGM-3で十分低速運転が出来ますから、ムチャ沢山居るGM-3搭載動力車の保守部品を持っておきたい もありました。
これでDE10 1122、DE10 1109、DE10 1735 在籍3両が全てスロットレスモーターになりました。
他にもいくつかやっています。矢印のKE70開放栓ケーブル、左のカラーワイヤー表現から右のトレジャータウンTTP106B(103系用)のアレンジに交換、3両共施工しました。
製造銘板をインレタで入れている1122、1735号機のキャブには窓ガラスを外してクリアーのスプレー塗装をかけています。
以下リンク記事↓に書いていたように、これまで走行抵抗やホコリの影響を受けやすいためトラクションタイヤを全て撤去していました。こうしないと重連運転時の歩調合わせが難しかったからです。今回スロットレス化による低速走行安定を期待して、各車矢印の1輪だけトラクションタイヤを復活させました。牽引力を稼ぐためです。
初のスロットレスモーター車同士の重連運転、DE10 1122+DE10 1109で12両編成の寝台特急あけぼのを牽引させてみました。1990~97年、陸羽東線経由時代に小牛田-新庄間で実際に見ることの出来た姿です。
スロットレス同士の重連運転動画、ゴムタイヤ復活してますが低速から滑らかに加速します。整備したてでたまたま歩調が合っている可能性もあるのでスロットレス化の効果?はまだ分からず、少し長期的に見て行く必要がありそうです。
上記動画の駅発車後はすぐにカーブ付き15‰の上り勾配ですが、空転なく難なく上がって行きます。(上の動画後半では勾配区間にかかっています。)トラクションタイヤ無しではこちら側(内回り)本線は坂を上がれませんでした(上のリンク記事↑に書いています。)
トンネルを抜け、坂を上がって来ました。スロットレス化の効果でこのままトラクションタイヤ付きで安定運転出来るといいんだけどな..😁。
最後までご覧いただきありがとうございました。