撮影:新御堂筋様
2022年8月1日より、御堂筋線のホームドアと電車の扉の開閉を連動させる装置が稼働開始しているようです。
車掌さんが確認するホームドア戸閉検知システムに新たな動きが見られます。
印象的な「連」表示
撮影:Osaka-Subway.com
それがこちら。
これまで電車がいない場合は消灯されていましたが、新たに連動中の「連」の文字が出ています。
撮影:Osaka-Subway.com
同じホームドアを採用しつつも非連動となっている四つ橋線を見てみると、無表示になっていますね。
撮影:Osaka-Subway.com
最後部にあるホームドアのシステム表示にも違いが見られます。
御堂筋線は「モード」が緑色になっており、停止位置検知が「検知」を指しているのがおわかりになると思います。
撮影:Osaka-Subway.com
一方で四つ橋線のものは「モード」がオレンジ色、停止位置検知が「不在」になっています。
すなわちホームドア操作が乗務員の手で行われ、停止位置検知装置が働いていないことを指しています。
撮影:新御堂筋様
つまり、8月1日よりホームドアは電車が到着すると自動で開閉モードとなり、電車側の戸閉装置で作動するようになったことを表します。
ちょうど10A系の廃車と近日だったことから、準備自体は済んでおり同型式の廃車を待っての更新だったものと見られます。
撮影:Osaka-Subway.com
尚、これまでは車掌さんがホームドア側に設置差されているスイッチを押すことで、ホームドアの開閉が行われていました。
2015年から導入がスタートしたホームドアですが、7年に渡って導入されてきた全てのシステムが出来上がったことで、ようやく一区切りといったところですね。