前回、前々回の記事でご紹介した通り、京都での恒例運転会に参加すべく、新幹線に乗り西へ向かいましたが、前日入の私は、大好きな関西乗り鉄をして初日を楽しんでいました。


まず、新幹線を京都で降り、模型入りの荷物をホテルへ預けて、近鉄京都線の乗り場へ直行。


「今日は橿原線に乗って奈良県を南下しよう!」と思っていた私の出鼻をくじこうと、こんな車両が止まっていました。





近鉄12200系「あおによし」です。

もちろん初めて実車を見るのですが、外装もさることながら、室内も凄いことに。


四連休谷間の平日なのか、まだ空席もあったので、一瞬気持ちが揺れましたが、大阪へ向かうルートから外れてしまうことから、泣く泣く諦め乗車は次回とすることにしました。


そして、乗ったのはこちら。





もう終点の橿原神宮前駅に着いてしまったあとの画像となりますが、22000系+22600系の特急です。


乗車したのは、京都側の22600系でしたが、側面窓が異様に大きく、眺望は抜群で大和盆地を遠くまで見渡すことが出来ました。


終点の橿原神宮前駅では、奈良名物の「柿の葉寿司」を食べようと思いましたが、その匂いとアルコールの飲みたさに負けてしまい、同じ駅構内にある粉もん屋さんで大休止。



こんな感じで、至福な時間を過ごしました。

(私には全く抵抗はありませんが、お好み焼き+焼きおにぎりというのが、関西ぽい感じがしました。)


そして、橿原神宮前から大阪方面へはもちろん、狭軌の南大阪線に乗車します。


〇発車前に橿原神宮前駅に到着した吉野行き電車


〇久しぶりに見たツーハンドル車の運転台


南大阪線と言うと、JR阪和線の天王寺駅から美章園駅間で、大きく阪和線を高架でオーバークロスするイメージがあり、都会から郊外への通勤路線な雰囲気があったのですが、いざ橿原神宮前から乗ってみると、暫くは田園風景の広がる路線を進むのが印象的でした。




乗車したのは、急行の大阪へ阿部野橋行き。


京都から橿原神宮前まで乗った、特急電車が案外スピードを出さなかったのとは対象的に、特別料金なしの急行、しかも狭軌の南大阪線ながら、それに比べてかなりのスピードで走行してました。


そして、この急行ですがスピードもさることながら、停車駅も少なく、橿原神宮前から4駅目が終点の大阪阿部野橋。


狂気(狭軌)の南大阪線の凄さを感じた乗車になりました。


前面展望を楽しんでいると、あっという間に終点の大阪阿部野橋へ。



ヤバイTシャツ屋さんの歌にも出てくる、めっちゃ高い「あべのハルカス」が見えてくると、終点の大阪阿部野橋ももう間近となります。


今回は、近鉄京都線~橿原線~南大阪線と乗り継ぎましたが、1番印象的だったのは、各路線の速度感、もちろん乗った電車のダイヤにより、本領を発揮していなかったのかもしれませんが、ライバルらしいライバルもいない、狭軌の南大阪線が1番スピードが出ていたのは意外でした。


今回の南大阪線の乗車は、ここで終わりますが、時間があれば同じ路線系統の吉野線、道明寺線、長野線、御所線に乗り、近鉄狭軌路線の完乗を目指したいと思います。