こんばんは。
前回に引き続き特急「ひだ」の新旧乗りくらべについて書いたいきたいと思います。

残念ながらキハ85形と違って前面は見にくい構造になってました。客室からはまったく見えません…😔



今回は普通指定席に乗車。
オレンジの鮮やかなモケットが印象的です。
キハ85形はオレンジと青とグレーのモケットの車両がありましたがHC85系は普通車は全てオレンジ系のモケットとなっています。
シートは新幹線N700Sの座席をベースにしているみたいですが座面のチルト機構はついてないようでした。肘掛けにはコンセントがありますのでスマホの充電などもバッチリです。
乗車した席がちょうどエンジンの上だったので走り出しや加速する時は振動を感じますね。
ハイブリッド車両や電気式気動車あるあるだと思いますが加速とエンジン音の高まりがこれまでの気動車と違う為に感じる違和感もありました😅
これは過去に乗車した車両でも感じました。





車端部扉上にはLCDモニターがあります。
行先や停車駅案内はもちろんのこと、ハイブリッド車らしく電気の流れを表す表示もされていました。ちなみに先行量産車D1編成ではカラーLEDだったみたいで現在量産化改造?!の為に日本車両に入場しているようですがこうした設備も変わるんでしょうかね?




デッキや洗面台周りは木目調の落ち着いた雰囲気にまとめられていました。
大型多目的トイレも設置されていています。
洗面台横には高山線沿線の工芸品などが展示されていて“ナノミュージアム”と名付けられています。この車両には「飛騨春慶塗り」の漆器が飾られていました。

しばらく停車したのちにそのまま熱田駅へと回送され、そしてすぐに戻ってきますのでお隣尾頭橋駅へ移動して待ってみました。
なんか眩しいライトが2つ見えるなぁ…と思ったら名鉄9100系と並んで走ってきました。
静かで快適な車両HC85系。今後も増備されていきます。
置き換えられるキハ85形も今のうちに追いかけたいところですね。
20220703 岐阜県にて