2022/8/6〜7 鉄道模型コンテスト2022in九州 出展作品編 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(福岡に力作集う)

 

先日8/6〜8/7に行われました,「鉄道模型コンテスト2022in九州」を記事化します.大変お待たせしております.

九州大会でしか展示されない作品がありますので,まずは展示された作品を紹介します.

(申し訳ありませんが全ては紹介しません.ご容赦ください.)

 

  高校生モジュール部門

「鉄道模型コンテスト」は高校生対象であります.今年も期待の作品が並びました.

今回山口県からも5校出場,当ブログではそのうち「山口県立萩商工高校」と「野田学園高校」の作品を紹介します.萩商工の作品もオーソドックスですが地域でありがちな情景を再現してよくできていると思います.一方,野田学園では「元乃隅神社」をモチーフに細部までの作り込みも光っていました.九州大会に出場した作品の中から青柳 JR九州会長が選んだ「JR九州賞」を受賞しました.JR九州の光景でなくてもこの賞は受賞できます.

台湾からの出展もあり,出展校に課せられるプレゼンテーションにもオンラインで参加していました.こちらの作品は最も多くの投票を集めました.

会場では立体感のある作品が好まれるようで,この作品も「JR九州賞」を受賞しました.

 

各校にお話を伺ったところ,どの学校も製作人数・担当教員・校内での位置付け・予算・工作方法・工作場所など様々に苦労されたとのことです.実際,甲子園などでの活躍が記憶に残る熊本工業においても「模型クラブ」などは存在せず,教員の話から興味を持った生徒が一人で作りあげたとのことです.「鉄道模型コンテスト」で「勝つ」には作品の出来もさる事ながらサポート体制をいかに整えるかもポイントになりそうです.

 

  中学生部門

「九州大会」にのみ中学生が出場できる部門があります.

こちらも各校の力作が並びます.高校生部門に比べるとシンプルな作品が多いですが負けてはいません.あいにくですが最優秀賞の作品は撮り損ねました.

 

中には女子生徒の手による作品もあります.高校も含めて「鉄道模型コンテスト」に出場している女子生徒は年々増えており,以前と比べるとレベルの高い作品が間違いなく増えてきています.2021年度のコンテストで最優秀賞を受賞した学校も女子校です.

 

2023年のコンテストは先に「全国大会」を実施してから「九州大会」を実施することを検討されています.読者の中に中学生・高校生の方および,そのようなお子様・お孫様・知人の方がいらっしゃる方が参加していただけますと幸いです.

 

 

  ミニジオラマサーカス

KATOの製品「ミニジオラマベース」を使ったジオラマを一堂に集めて接続させる「ミニジオラマサーカス」です.

実は筆者も参加しており,「ミニジオラマサーカス」出展者には「鉄道模型コンテスト」の入場権利がついています.

ゴルフ場をモチーフに作ったのは良いのですが,バンカーとラフとグリーンの位置関係がバラバラであるのは秘密です.スケジュールの都合で,製作期間は2週間,実作業時間は4時間で作らなければなりませんでした.

車両としてはKATO製品の「ポケットライン」「レーティッシュ鉄道」「ED19」などが走っていました.

  T-TRAKジオラマコンテスト

こちらも「T-TRAK」を使用した力作が並びます.しかし出展は少なめでした.昨年の優秀作品も一緒に展示されています.

「T-TRAK」のサイズが意外と小さい(直線:308(ダブルも可)×355,曲線:363×363)こと,なんらかのギミックが搭載されている作品が当たり前となりややハードルが高くなってしまっている感じがします.

  むすび

 

「鉄道模型コンテスト(本戦)」「T-TRAKコンテスト」とも全国大会向けに投票が会期中行われます.ぜひ,お気に入りの作品に,「鉄コンアプリ」を通じていいね・ご投票をください.よろしくお願いいたします.

 

当日速報記事は以下をご覧ください.