元町を語る駅名は他にもある。明治7年の神戸~大阪間開業時には三ノ宮駅が今の元町駅付近にあったという。三宮神社も元町駅に近い。昭和になって神戸市内の高架工事が始まり、昭和6年に三ノ宮駅は現在地に移転した。電化した昭和9年に元町駅は開業している。
元町駅の南側に南京町があり、さらに旧居留地やメリケンパークがある。観光客の利用は多いと思うが、賑やかな三宮周辺へ行くことが多かった。兵庫県庁は元町駅の北側にある。
元町駅の神戸寄りに花隈城跡というのがある。これが元からあったのかは知らないが、神戸高速鉄道の開業した頃に整備したのだと思う。地下駐車場があり、その上に石垣があって、上が公園になっている。始めて行ったのは高校写真部の撮影会で、一番上まで行くとアベックがいて、慌てて降りた思い出がある。それ以後は行かなかったが、ここも有名な撮影ポイントで、特急やブルートレインを撮っておけば良かったと思う。約50年後にデジカメで撮るようになった。そして、今回はR-3で夕景から夜景を撮りに行った。公園には桜の木が多く、その枝に思いっきり頭をぶつけて火花が散った。
225系網干駅快速が発車。これは400ミリ使用だが、さらにトリミングしている。三脚は使わない。右端の架線柱は何かを避けているのか。
新快速のAシートも通過した。
下りの321系が発車。ライトの輝きが強くなってくる。
この日はDEC741が九州から帰ってきたのが撮れた。昭和初期にできた古い高架線を走る。特徴のある架線柱も昔のままである。これらの施設は震災を耐え抜いていた。
帰宅する客がたくさん待つホームに321系が到着。これからが元町駅の夜になる。
日没後しばらくするとブルーライトになってくる。
まだ221系も走っていた。左側の歩道橋も有名撮影地である。三宮のビル群はここからでは見えない。
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