*隠していましたが、実は細々とtwitterやっておりました~
kami景色(げしき) ”紙を使って街や構造物をジオラマにする7人”
↑良かったら覗いてくださいね~

こんばんは。

本日も、台風が接近している中、ロマンスカーミュージアムにて、ペーパージオラマワークショップをやらせていただきました!

 

今回のこの機会をいただいたこと自体がかなり奇跡に近いと思っているのですが、本当に素晴らしい経験をいただいてると思ったことがあります。

それは↓

こちらが、ワークショップのスペース。

とても広くとっていただいております。

そして、この場所が…

なんと、ロマンスカーの真ん前!!!!

SE、NSE、LSEの3両が見渡せるギャラリーの皆さまが通るすごいロケーションを提供していただいたんです!!

 

そんなすごい場所でやらせていただけるなんて、教えるお兄さん、お姉さんもやる気が出ますし、なによりペーパージオラマを作るちびっこたちも頑張れますよね!

 

さて、このワークショップの話は、ちょっと前にご紹介しましたが、その時は

「教える側=高校生・大学生」にこのような場を作ったり参加する意義を説明しました。

ペーパージオラマワークショップはたったそれだけではありません。

 

作ってくれるちびっこ(幼稚園保育園や小学生)、そしてその親御さんにも意義があるとお伝えしたいのです。

 

ペーパージオラマは実際のところ、教育的観点を重視したジオラマ制作法として私は考えています。

それは以前から書かせていただいているように、設計には数学や物理が必要ですし、その場所の歴史や地理を知っていないと的確に再現はできません。

 

このペーパークラフトのきっずについても同様に「知育ツール」として考えております。

 

ちびっこにとって一番の魅力は

「プラレールが走行できる小田急線の実際にある駅で遊べる事!」

ですね。

私は作家をやっているのですが、作品について自分だけできるというのがあまり好きではないのです。

プラレールでもすごい作品を作られる人たちはたくさんいます。
でも、ご家庭でできるかというと…そんなレールの数や車両数はない…という事になることが多いと思います。
「鉄道おもちゃを小学生でも作れるほど手軽で、リアルに楽しみたい人へ向けたツール」
それがペーパージオラマきっずのコンセプトなのです。
〇カッターナイフすら使わない構成にしてあります。
〇数字がちゃんと読めれば大体の組立順番わかるようになっています。
 

それは、小学生が苦労しながら作品を作ってもらい、作品を大事にしながら楽しんでもらいたい

という願いを入れております。

 

昨今は、学習ツールのデジタル化が進み、すぐ回答が出る便利な世の中になりました。

でも、経験をするという事がかなり減りました。

木工用ボンドをどれくらいの量使うと早く接着できるのか? その逆で仮止めにはどう使うとよいのか?

 

こんなこと、ちょっと工作したことがあれば、パッとわかるのです。

私は別に器用ではありません。人よりたくさんボンドをつける経験、仮組の経験が多いだけなのです。

これは、頭がいいとか、偏差値が高い学校にいるとかは全く関係ないんです。

ですが、成人になった時にこの差は歴然と出てきます。

取り返すのに手遅れになっていたら…

 
この球磨川第一橋梁(人吉に常設展示中)も、
この原鉄道模型博物館に常設展示されているジオラマも
 
結局は、失敗を積み重ねた経験で作り上げたもの。
昨今は1回でうまいとか下手とか早急にことを決めがちですが、
コツコツと紙を切って、
コツコツと組み立てるという継続や経験を重視した作業を時には行ってもよいのではないでしょうか。
(モデルは球磨川第一橋梁を作った大崎高校元部長)
この子たちが実際に経験しコツコツ取り組んだ様子は↓
*あ、そういえば明日はこのメンバーのお姉さんが教えてくれますよ!
 
それが完成しても楽しめるツール
それがペーパージオラマ”きっず”でありたいなぁ~と思っております。
 

海老名駅のペーパージオラマきっずはあと14日、20日、21日の3回となっております。

https://www.odakyu.jp/romancecarmuseum/news/ryugu/

 

これがすごく好評ですと↓

こんなのもキット化されるかもしれません!

それでは!!

 

まだまだお家で過ごすことが多いはず!
こんな時だから、ペーパージオラマやってみませんか?
みんなが手を止めているとき、ここがチャンス!
テレワークの合間に、お勉強の息抜きに、お子さんの知育養成・コンタクトするツールに!
日本屈指のテクニックをここでゲットしましょう!そして、
素敵なジオラマの世界をペーパーを使って楽しみませんか?

幼稚園から高校生まで、教育機関の皆さま、指導依頼お受けしております。
「一応」それなりの成果も出しているので、「一応」それなりの指導ができると思います(笑

ご興味のある高校や大学の鉄研や生徒さん。学校関係者さま、ご連絡おまちしております↓
http://fturn.web.fc2.com