Hello Kitty はるか / 夜の尾道駅にて | 安芸もみじ / Historys, Trains, Townbikes - Hiroshima JAPAN

Hello Kitty はるか / 夜の尾道駅にて


77回目の夏の朝を迎えた8月6日、平和記念式典に遺族として参列したその夜に、尾道駅までお出かけしました。

岡山デスティネーションキャンペーンの岡鉄フェスの一環で、日本旅行主催の「″ハローキティはるか″ 伯備線初運行』ツアーが催行されました。

吹田総合車両所 日根野支所の271系6両を使用した団体臨時列車で、新大阪~新見~岡山と伯備線ツアーの行程は、最後に山陽本線を駆け抜けて尾道が終着でした。





使用された編成は HA654 + HA653編成で、かつて国鉄時代には山陽特急の停車駅だった尾道へ、まさかのJRの特急型車両が停車することとなるとは、思ってもみなかったサプライズです。

尾道駅の駅名標を入れて撮りたかったのですが、やっぱりそこは夜間ということで、光り過ぎて文字が消えてしまいます。

結局、はっきりと駅名の文字が撮れたのは、271系の窓に映った反転駅名標となってしまいましたが、ハローキティはるかが尾道へ来た証明写真(笑)にはなった模様です。




尾道へ向かう方法として、西広島からひたすら山陽本線で行く方法もありましたが、糸崎で乗り換えるのがやや抵抗を感じていまして。

糸崎駅って蚊が多くて、ホームでは日中は良いのですが夜はどーかなぁ••••••••刺されたくないなぉ~ということで、福山まで新幹線を利用しての尾道入りを選びました。

そもそも、尾道駅には折り返し線が無いので、ハローキティはるかは糸崎まで走ります。




ゆっくり撮影するには糸崎駅を選ぶのも1つの手だと考えた結果、やっぱり蚊に刺されたくないねぇと尾道駅での撮影を選んだ経緯もあります。

味のある豊かな雰囲気は旧糸崎機関区を有する糸崎駅が抜群でしょうが、旅客のいない回送列車では室内灯が点いていない可能性もあります。

そもそも、どんな動きをするのかも予測できなかったりしたので、そこはもう尾道駅で撮影するのが安心です。



尾道着は20時7分の予定だったにもかかわらず、世間では子どもたちは夏休み中ということでしょう、保護者さんに連れられたちびっ子もたくさん。

鉄道ファンよりも家族連れやカップルの方が多い尾道駅1番ホームでしたが、今宵だけは臨時のデートスポットでもあったようです。

そこはさすが、ハローキティと言ったところでしょう。



列車が停止すると、ウロウロと移動し始めるのが私の習性ですが、この時も先頭車両を撮影したら、ホームの雰囲気を撮りあるきました。

夜間ということもあって、次の下り列車まで時間が開くので、意外と長時間停車をしてくれました。

家族連れやカップルの人たちも、思い思いに写真を撮ったりして、楽しい時間を提供してくれたJR西日本でした。




結局、私も最後尾まで歩き、改札口まで戻ってきたところでハローキティはるかの発車時刻を迎えました。

翌7日は尾道駅から新大阪駅へ向けて走りますが、日曜日は3番ホームへ展示停車をするらしく、きっと土曜の夜よりも尾道駅は賑わったことと思います。

確か入線は12時半頃だったと思いますが、2・3番ホームでエトセトラとハローキティはるかが並ぶのかなぁ?と思いつつ、日曜日の訪問はパスしました。


さて、この写真はオマケなんですが、帰りも福山から新幹線に乗ったのですけど、福塩線ホームに105系が並んでいたので写真に撮っていたら。

何かが通過するようで、貨物列車かな?と見ていたらハローキティはるかの返却回送が通過して行ったので、慌ててスマホで撮った写真です。

そのまま糸崎駅の車両基地へ留置するのかと思っていたら、一旦吹田へ帰るようで、日曜日も吹田から糸崎まで延々と山陽本線を走ったのでしょうから、ある意味美味しい写真を撮られた諸氏も大勢おられたことでしょう。

広島ブログにほんブログ村 鉄道ブログへ
Please follow the blogx