グリーンマックス名鉄9500系を加工する① | 湯郷温泉てつどう模型館&レトロおもちゃ館スタッフブログ

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岡山県美作市の湯郷温泉にある観光施設『湯郷温泉てつどう模型館&レトロおもちゃ館』のスタッフです。
美作市役所の地域おこし協力隊員として令和4年4月に赴任させていただきました。
当館の日常や鉄道ネタ、地域おこし協力隊について書いていこうと思っています。

こんにちは。スタッフのYです。



前回に引き続き、グリーンマックスから発売された名鉄9500系を加工していきます。

メーカー発表によれば、生産分は全て問屋に出荷したとのことで、この車両の人気の高さがはっきりとわかりますね。


小手調べにク9501を分解してみました。

これもグリーンマックスの名鉄車特有の顔面が取れる仕様です(笑)

所持している1700系新塗装は個体差あれど顔がゆるゆるなのですが、この9500系は顔を外すのに割と力が要りまして、割ってしまわないように細心の注意が必要です。

体感では同様に顔を交換できるTOMIXのGV-E400形よりも固い感じです。


個人的に賞賛したいのはダミーカプラー・ドローバーを交換しやすくなった点です。


従来のグリーンマックス製名鉄車は他の編成と連結する際、スカートごと交換しなければならず、出し入れの時にいちいち手間がかかっていたのですが、9500系はスカート部分を顔面と一体化したことにより、ダミーカプラー・ドローバーをワンタッチで着脱可能を実現しました。

実車は単独は勿論のこと、3150系や9100系との併結運用もかなりあるので、かなり使える新仕様です。


前面方向幕の点灯化然り、これからの名鉄車リメイクで続けて欲しいところです。


個人的に少し気になったのが、仕様上致し方がないのですが、顔面の内側の部分までスカーレットに塗装されている為、少し斜め上から見たら運転室の一部がスカーレットに見えてしまうので、窓枠に当たる部分を黒の油性ペンで塗ってやります。


窓枠部分の塗装をしたのとしてないのとを比較してみます。

左のク9501が塗装済み、右のモ9601が未塗装です。

右側の運転台から微妙にスカーレットがチラついているのがおわかりいただけるかと思います。


次回はライトの遮光に挑戦してみます。