…これは、"駅"を探求し、"駅"に触れ、"街"を回り、"街に感謝する”


…今年でこの国に生まれてから”150年”の歴史を歩んだ、伝説の鉄道路線”東海道本線”


…その鉄路上に幾多の年月にかけて顕現した、様々な来歴を背負いし、日進月歩の”駅”に触れる旅……


…これは我の駅巡りの旅路である。


ーStation Sagaー(ステーションサーガ)


波乱万丈な歴史を歩んだ駅との邂逅の連続。


その果てには、何が待っているのかー



JR東海道線


駅巡礼への旅路

ーStation Sagaー


…前略はここまでとして、今回は東海道線<東京~熱海>(JT)の駅巡りの旅に1泊2日で行ってまいりました


8月3日~4日の2日間の旅の様子をお届けします。


今回は1日目(8月3日)です!


今までの駅巡りを行い、全駅下車を成し遂げた路線は山手線のみです。


山手線が大好きな私はそれだけで満足していましたが、己の成長と共に他の路線にも興味が湧き、その対象が東海道線となったので、今回はJR東日本の管轄エリア(東京~熱海間)で未下車の駅に焦点を当てて行きました。


広義の東海道本線(支線除く)として捉えると神戸までの全155駅に降りることになるので、そこまでの手間は今は出せません(そこまですると疲れる)


また、降りていない駅の穴埋め旅でもありました。(主が8月3日以前までに降りた東海道本線の駅は<東京、有楽町、新橋、浜松町、田町、高輪ゲートウェイ、品川、大井町、大森、蒲田、川崎、鶴見、横浜、大船、国府津、小田原>)


東海道本線の駅一覧(東京~神戸)※情報は2016年のもの


前略の前略がかなり長くなってしまったので、それではJR東海道線 駅巡りへの旅路(今回の旅行の命題)の1日目を振り返りましょう。


駅ナンバリング(東海道線普通列車が停車する駅 自解釈のキャッチコピーも)と駅の開業日も併せて簡単に紹介します。


上野駅7番線7時12分発の国府津行きで本日最初の未下車駅”新子安”へ向かうため川崎駅京浜東北線に乗り換え、7時47分に新子安駅に到着!!



JK14 新子安駅

1943年11月1日開業


”戦時下の京浜工業地帯に生まれた、労務者のための駅”


第二次世界大戦の戦火の中に開業した、工場労働者の為に設けられた駅ですが、現在では周辺を住宅と工場に囲まれた下町風情?溢れる駅となっています



JRの駅から歩くとすぐに京急新子安駅が見えました


新1000形もお見えになったので次の駅へ



JK13/JH13 東神奈川

1908年9月29日


当初は私鉄として作られた横浜鉄道…今の横浜線東海道本線京浜東北線の接続駅として開業しました


歴史的経緯は割と複雑なので詳しく見たい方は下記リンクを参照してください


東神奈川駅の歴史



ここで横浜線verのE233系…E233系6000番台を拝むことが出来た……!!


ん?我が最推しの鉄道路線、山手線に似ているって……?


ちょっと待ってちょっと待ってちょっと待ってこれ山手線に導入される(予定の)E233系だよなぁ?


下にの帯入っていませんか?山手線との差別化を図ってキムワイプみたいな黄緑のツートンカラーにしたのか?


o(^ิ∀^ิ o≡o ^ิ∀^ิ゚)o


私は幻覚を見ていたのか?(それも東神奈川駅という横浜駅1歩手間の駅で)


帯がうぐいす色?そうだな!!うぐいすに染まればみんな山手線なのだぁー!!(違う)


自らを叩いて幻覚から覚めたところで駅舎を撮影し



駅直結のペデストリアンデッキを介すれば京急東神奈川駅を利用する形で新子安同様京急に乗り換える事が可能です



旧東海道神奈川宿の歴史


東海道本線は基本的に江戸時代の旧東海道に沿うように建設されたため、沿線や駅の至る所に宿場町の跡があった旨の解説をしている案内板や浮世絵に遭遇出来るので、歴史の積み重なりを感じさせます


…といったところで次の横浜駅横須賀線に乗り換え、下車駅のターゲットを補足……



……保土ヶ谷駅!!


ー昔は東海道線、今は横須賀線に変幻自在の駅ー

JO12/JS12 保土ヶ谷

1887年7月11日開業


後に解説する戸塚や藤沢たちら5駅と同期(東海道線の横浜ー国府津間開業)に誕生した駅で、当初は「程ヶ谷」駅という名前で開業し、当時の東海道本線横浜駅でスイッチバックをしてこの駅を通過していたそうです


あと駅構内には旧東海道の保土ヶ谷宿の様子を描いた浮世絵が掲載されていました


ついでに生け花も展示されていました。ほどほどにね?



しれっとE235系1000番台の置き換わりの対象車両であるE217系を撮影し、次の東戸塚駅へ



JO11/JS11 東戸塚

1980年10月1日開業


大正時代に「武蔵駅」として開業させる事が決まっていたが関東大震災で計画が頓挫し、戦後になり地元住民10万人の著名運動で行政を動かし、戮力協心の願いの束によって開業した難産



東戸塚駅の駅舎を撮影。ここまでが東海道線駅巡りの序章です……


次からは本格的な東海道への旅路がはじまる……



東戸塚~戸塚間にて


”都会””港湾都市”のイメージが非常に強い横浜市にも、はあるのだ。


目の保養をしたところで列車は本日の第一メインディッシュ、戸塚駅に……



着弾ッ!!


ー路を切り拓く、SとMの交差<クロス>

JT06/JO10/JS10 スリーレターコード:TTK 戸塚駅

1887年7月11日開業


東海道線と横須賀線を同一のホームで対面乗り換えが出来る唯一の駅。2007年3月17日以前は快速アクティーが通過していたが、18日のダイヤ改正では上記の利便性を見越して停車するようになった


また、東海道線と横須賀線の分離運転(SM分離)以前は、現在の1・2番線ホームがなく、1番線(現:3番線)が東海道・横須賀上り線、2番線(現:4番線)が東海道・横須賀下り線であった。また現在の貨物線がなく、現在の1・2番線ホームがあるところに旧貨物線があった。その後分離直前までには島式ホームが2つあり、2番線を東海道・横須賀線上り、3番線を同・下りとして使用していた。(Wikipediaより引用)


SM分離のSとMは、それぞれS(横須賀線)とM(東海道線)の事を示す。



駅到着辺りで腹が空いてきたので駅直結のトツカーナ(ネーミングセンスいいなぁおい!)のマックで一服し、次の藤沢駅へ……と行きたいところですが

一つの記事に15枚までしか写真を載せれないので次の駅巡り記事は1日目の藤沢小田原駅周辺のホテルに宿泊する様子までとなります。

それではまたッ!!