国鉄バス 名金急行線~34 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

国鉄バス名金急行線の34回目です。

 

国鉄バス 名金急行線~31」の末尾にて、「美濃白鳥駅では「長良川鉄道」所有の自動券売機で「JR東海バス」の乗車券が発売されておりました。」と申しましたが、平成13年8月に美濃白鳥駅の「長良川鉄道」所有の自動券売機で発行されました、「JR東海バス」の乗車券です。

 

 

ながらがわてつどう青地紋券で、金額式の乗車券となり、両面に同じ記載が印字されています。

 

タイトルは「東海会社バス乗車券」となっており、[海]の発区分記号の記載は無く、発駅の[美濃白鳥]の左上と発行箇所の「美濃白鳥駅発行」の左側に「○自」の記号が記載されておりますが、この乗車券はバス乗車券専用の自動券売機では無く、「長良川鉄道」の乗車券と共用の自動券売機で発売されておりました。

 

昨日のエントリでご紹介いたしました「牧戸→野々俣」の乗車券のように、当時の「名金急行線」の乗車券の有効期間は「発売日共2日間有効」なのですが、この乗車券の有効期間は「発売当日限り有効」となっており、平成7年9月1日までは「国鉄バス 名金急行線~10」でご紹介いたしました、乗車券の有効期間が「発売当日限り有効」であった「白鷲線」が存在していた名残でしょうか?