みなさんこんにちは。前回からの続きです。
先日、8日まで「阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)」で開催されていた「鉄道模型フェスティバル」を訪問した際の様子を、シリーズでお送りしています。
さまざまな展示がなされている会場、まずはお目当ての鉄道模型各メーカー、その新製品の数々を拝見しています。続いては「TOMIX(トミックス)」。お世話になっています\(^o^)/
ディスプレイの中央に、白地に細いオレンジ帯のスタイリッシュな外観の車両が目に留まりました。今夏に登場したばかりの「JR東海」新型車両「HC85系」です。早くも商品化とは!
名古屋・岐阜から「高山本線」に直通する「特急ひだ号」で長年にわたり活躍していた、この「キハ85系」を置き換えるために、およそ30年ぶりに投入された新型車両だというので、これは知っていました。
しかしこの車両、ただの新型車両ではなく、電車が運転出来ない非電化区間で運用するに当たり、主電動機を介して、エンジン1台と蓄電池の電力で、最高時速120km/hで走行するという、いま最先端の「ハイブリッド方式」気動車ということで話題になっています。
細かいことですが、そのような理由から、車両自体も区分記号から「キ(気動車の意)」からはじまる「ディーゼルカー」ではなく「モ(電気車両モーターの意)」があるということで、趣味的には大変衝撃を受けます。JR東海ホームページより。
まずはくだんの「ひだ号」から投入が開始されたのですが、来年度には、先ほどの「キハ85系」が使用されている「南紀号」にも投入される予定とのことで、三重・和歌山県内にもお目見えすることになります。これは楽しみです。出典①。
ところで、その「ひだ号」のうち1日1往復は現在、岐阜から「東海道本線」を西上して大阪までやって来ています。個人的に気になるのは、この大阪便にも新型車両が入るのか、ということでしょうか。大阪にて。
つい最近までは、同じく大阪まで1日1往復やって来ていた、名古屋・長野方面からの「しなの号」の大阪乗り入れが廃止されてしまったこともありますので、そのあたりの処遇が気になります。
乗り換えなしで、飛騨高山や下呂温泉などへ行ける快適な列車ではあるのですが、そのあたりはお客さんの利用具合によるのでしょう。出典同。
JR西の大幹線を、呉越同舟よろしくライバルJR東海の看板列車が走る姿というのは、趣味的には興味深いのですが、どうなるでしょうか。
次回に続きます。
今日はこんなところです。
(出典①「JTB時刻表 2022年3月号」JTBパブリッシング刊・発行)