久しぶりに乗り鉄の記録を。

6月19日は日帰りで只見線へ行ってきました。2011年から続いている只見〜会津川口の代行輸送も間も無く終了し、全通するその前に一度乗り通しておこうという魂胆です。

東京駅から上越新幹線の始発とき301号に乗ります。乗車率は50%くらいでした。関東平野を疾走し長いトンネルを抜けると新潟県へ。7時35分に浦佐駅につきました。数人の降車客がだだっ広いコンコースを抜けてゆきます。

IMG_7507

ここから上越線に乗り小出駅へ。いよいよ只見線の旅が始まります。

IMG_7510

新潟側はキハ110の旅になります。窓は開かず残念ですが、シートはフカフカで快適な旅路です。列車は破間川に沿って直走ります。

IMG_7426

大白川を出て六十里越へ。キハ40の時代より心なしかエンジン音が軽い気がします。眼下には田子倉ダムが見えます。


IMG_7427

9時10分に只見駅に到着しました。駅名表示とキハの写真を撮ります。

IMG_7513

ここあと大勢の団体が折り返しの小出行きに乗車して行きます。

IMG_7512

只見の街も全線運転再開を心待ちにしているようです。


IMG_7517

ここからは間も無くお役御免の代行バスに乗車します。


IMG_7516

バスは9時25分に発車しました。只見の街を抜けて只見川沿いを走ります。痛々しい惨状だった鉄路も修復され再開の時を待っているかのようです。


IMG_7522

代行バスは街中に停留所が設けられており、それなりに便利そうな気がします。

IMG_7430

9時56分に会津横田駅に到着。ここで降りました。街の万屋さんの前がバス停です。駅は少し入ったところにあります。


IMG_7525

ここからはタクシーで少し戻り大塩温泉へ。ここは全国でも珍しい炭酸泉の温泉です。37〜8度くらいのぬるめの茶褐色のお湯はちょっとトロリとしてポカポカ温まります。


IMG_7529

露天風呂からは川のせせらぎを眺められます。

IMG_7431

この後は温泉と同じ炭酸泉の出る井戸へ。炭酸泉にありがちな鉄の味の強さもなく飲みやすいです。昔はこの水を炭酸水として売り出そうとしていたようです。


IMG_7533

国分太一氏のメッセージが。さすが福島県。


IMG_7532

再び会津横田に戻ってきました。駅は草が生い茂り廃線のようですが、間も無く草も刈られ再び整備されるのでしょう。


IMG_7542

会津横田駅11時56分発の代行バスに乗り会津川口駅へ向かいます。間も無く見納めの代行バスの旅が終わりました。

いよいよ鉄路は復旧しますが、本数はバスの6往復から3往復へ大幅減便になります。実はこのエリアを観光できるのも今のダイヤのうちだけかも知れません。

ここからは再び鉄路の旅になります。会津川口12時29分発の会津若松行きはキハE120の2連です。この車両もめっきり只見線の顔になりました。

IMG_7544

列車はところどころで観光案内の放送を流しながら只見川沿いをゆっくり走ります。
有名な撮影地の只見川第一橋梁からの眺めです。いつの日か取りに行きたいものですが。


IMG_7434

会津若松駅に到着しました。ここからSLはばんえつ物語号に乗り換えです。これまた久しぶりの乗車です。


IMG_7553

ふかふかなボックスシートが並ぶ車内です。乗車率は40%くらいでした。コロナ禍では仕方のないところでしょうか。


IMG_7554

蒸気機関車C57が12系客車7両を力強く牽引して走る姿は他のエリアのSLには無い魅力です。


IMG_7561

五泉に到着。終点新津は間も無くです。

IMG_7441

雄大な越後平野が広がります。

IMG_7442

新津から信越本線で新潟駅へ。間も無く見納めになりそうな駅前バスターミナルの姿を納めます。

IMG_7565

帰りはこれまた運行終了がアナウンスされているE2系のとき号に乗車しました。新潟駅20時24分発のとき348号でした。

IMG_7445

家に着いたのは日付も変わる直前でした。長い1日、久々に内容の濃い乗り鉄旅になりました。