どっきん四国って・・・

 

ご存知の方はもう還暦かな爆  笑

 

四国旅客鉄道(株)
つまりJR四国が企画して
平凡社から季刊で発行
 
創刊号は
1988(昭和63)年4月10日発行でした
 
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「どっきん四国」は
昭和63年4月10日に開業した
瀬戸大橋線のキャンペーン
 
イメージキャラクターは富田靖子ちゃん飛び出すハート
 
その後の四国キャンペーン
「しあわせランド四国」
のイメージキャラクターにも起用されてたね
 
JR「どっきん四国」キャンペーン・テーマソング
「元気ですか!?」
 

歌のトップテン注目曲コーナー

高松駅ホームで歌う「元気ですか!?」

 

ニコニコ動画にもアップされてますので

コメントを楽しみたい方はこちらへ↓

 JR四国 · どっきん四国 · 富田靖子 · キハ58系 · 1988年 · 売野雅勇 · 林哲司 · 作詞:売野雅勇/作曲:林哲司/編曲:新川博 ...

ニコニコ · りー92 · 2009/11/02

 

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こんにちは!

 

倉庫を整理してると

段ボール箱の中から「どっきん四国」

が何冊も出て来た

 

国鉄民営化で1987(昭和62)年4月1日、

JR四国が誕生

 

翌1988(昭和63)年の春から

発行された四国観光PR雑誌

 

何号まで続いたか調べてみると

平成4年まで5年間ほど刊行されたみたい

 

箱の中から上の6冊が出て来たけど

5号が無いのは


富田靖子ちゃんが

表紙に載って無かったからかなニコニコ

 

ほぼジャケ買いやね~ww

 

創刊号からVol.4までとVol.6の5回で、
富田靖子さんが
四国4県のレポートをしています
 
香川編だけ無いじゃないかと
思ってたら
 
1989年夏号のVol.6で紹介されたました
 

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創刊号Vol.1 1988年春号より

日本三大がっかり名所って・・・

 

諸説ありますが、

札幌時計台と共に

ランク入りすることの多い「はりまや橋」

 

当時はこの写真のように

大通りに朱塗りの欄干だけがあって

川も無く、橋でもないのに・・・

 

等々違和感満載だったけど

 

現在は、汚名返上の為か


近くに親水公園のようなものを作って

木製のはりまや橋が2つ架かってる

 

因みに大通りにあった大きな赤い欄干は

地下道に移して展示されてるそうな

 

 

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創刊号(Vol.1)の発行日の
1988年4月10日は瀬戸大橋開業の日でした
 
鉄道部分の路線名は
本四備讃線(茶屋町-宇多津間 31km)
 

既存の宇野線(岡山-茶屋町)14.9kmと

予讃線(高松-宇多津)26.2km

を併せた愛称で瀬戸大橋線と呼ぶとのこと

 

瀬戸大橋の償還は30年で計画され

高速道路と鉄道部分で分けられましたが

 

高速道路の債務償還が暗礁に乗り上げた反面

 

鉄道は10年間で1億人以上が利用する

ドル箱路線となり

2001年に償還を終えました

 

民営化で本四公団が2005年に解散し

膨れ上がった

道路部分の1兆3千億円の債務は

 

国が肩代わりして

日本高速道路保有・債務返済機構

 

それまでは海峡部分の通行料金が

高く設定されてたけど

全国一律となって、大きく見直された

 

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創刊号発行日の前日が
宇高連絡船とホバークラフトの最終運航日
 
2月にさよなら連絡船の取材をしたみたい
 
ホバークラフトは廃止されるが、高速艇は瀬戸大橋開業後も継続運航される

JR四国の企画本なのに
大切な部分が間違ってるのは
 
さては、丸投げしたなニヤリ
 
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Vol.2 1988年夏号より

1988年3月20~8月31日まで

開催された瀬戸大橋博


坂出の四国会場と児島の岡山会場

で別々に開催

 

香川側は約12億円の黒字

岡山側は約7千万円の赤字

と明暗が分かれた

瀬戸大橋線開業前に取り壊された
旧予讃本線宇多津駅でも
 
瀬戸大橋博’88の入場券販売してたのね~

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国鉄の特定地方交通線だった

中村線を第三セクターに転換


JR四国誕生から1年後の

1988年4月に土佐くろしお鉄道が開業

 

1997(平成9)年5月宿毛線新設開業

 

使用車両はともに自社発注した

2000系と新潟鐵工所のTKT-8000形気動車

 

2002(平成14)年7月には

阿佐線の未成線の一部だった

「ごめん・なはり線」開業

 

ごめん・なはり線開業に先立ち、


富士重工と新潟鐵工所で

9640形が2002年3月から製造された

 

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Vol.3 1988年秋号より

予土線はみんなのふるさといのち線

高知県予土線利用促進対策協議会

十和村

 

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ほらほら高速艇は健在だったっしょ!
 
名前は宇高高速ラインって言ったのね
 
宇高間を僅か29分で結び、
1日9往復、定員136人

利用には宇野-高松間500円の運賃の他
700円の急行料金が必要
(廃止されたホバークラフトの急行料金は1100円だった)
 
でも、利用が低迷して僅か2年で休止
翌年JRの航路も廃止になった
 
観光船になった宇高連絡船讃岐丸
 
高松を10時20分に出航
瀬戸大橋を潜って、
番の州の瀬居基地に12時50分着
 
ここを13時20分に出発して
高松港へ14時30分着
 
というのが1日のコース
 
高松-坂出間が博覧会場へのバス代も含めて
大人2100円、子ども1200円
 
高松発着の周遊コースは
大人2500円、子ども1250円
 
一方、まるごと貸切りって、
いったい費用は幾ら掛かるのかな
 
高松発の2時間コースで75万円
3時間100万円
5時間150万円
フリーが200万円で
讃岐丸が接岸できる港なら何処でも可
 
でも、瀬戸大橋ブームも終わって
僅か8年で
1996(平成8)年11月退役したのね
 
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Vol.4 1988年冬号より
最近馴染みになってる牟岐線w
 
海部駅近くの町中(まちなか)トンネルは
この頃からもうこんなに禿げてたのね
 

 前回の記事でも触れたけど、

 

阿波海南-海部間は

阿佐海岸鉄道のDMV区間に移管され

 

牟岐線の鉄路は阿波海南駅で切り離され

このトンネルをもう列車が潜る事は無い

 

探訪日:2019年8月4日

 

1989年の牟岐線の阿南-牟岐間の輸送密度は1817人

2017年度が753人

コロナ禍で2021年度が423人

 

通学やのんびり楽しむ鉄道旅には適してるけど

 

急ぐ移動手段としては

道の駅から出てる高速バスにかなわないのが現状

 

 
Vol.4によると
 
当時の牟岐線ではJR四国を走る
ローカル車両の殆どを見ることが出来たそうな
 
当時殆ど見かけなくなっていた
キハ20やキハ30の他に
 
四国にしか居ないキハ32
 
牟岐線ではこのキハ32で
ワンマン運転をを行っていましたが
 
「四国でのみ運転されているこの軽快車は、車体の長さ15.8メートルで、一般にレールバスと呼ばれる第3セクター鉄道仕様の短車体軽快車両である。全長・全幅とも、従来の鉄道車両観を完全に脱していて、第一印象は、さすがに「小さい」の一言である。」
 
と紹介されています
 
現在でも愛媛県の南予地方で現役のキハ32は
予土線で鉄道ホビートレインとして活躍中です
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そういえば1988年3月13日に

さよなら連絡船で土佐丸に乗船した時に

 

どっきん四国のポスターも見かけた記憶があるな

 

探訪日:1988年3月13日

 

因みに、愛媛県北条市出身の

早坂暁原作のダウンタウンヒーローズは

 

山田洋次監督により映画化され、

1988年8月6日に公開されたけど

 

映画に登場する

蒸気機関車(伊予鉄道1号機)のレプリカは


愛媛県伊予郡松前町の

米山工業(株)によって製作され

 

宇和島鉄道協会の協力で

廃線になったばかりの

内子線(五十崎町)で撮影されました

 

 

この1977年に製作されたレプリカは

実際に石炭を炊いて走る蒸気機関車で

 

現在は米山工業で保管しているそうな!

 

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Vol.6 1989年夏号より

宇高高速ラインが紹介されてるけど…

 

高速艇は運行してるけど


海の韋駄天ホバークラフトは

瀬戸大橋開業で

連絡船と一緒に廃止されたんだってば!

 

高松と宇野間を29分で結んだ宇高高速ライン

高松-宇野(片道)1200円

 

この当時は瀬戸大橋の通行料金が

高額だったため


高松~宇野間の民間フェリー各社が

安価で便数も多く健闘してました

 

最盛期には3社(四国フェリー〈のちに四国急行フェリー〉、日通フェリー〈のちに本四フェリー〉、宇高国道フェリー)がそれぞれ20分から30分間隔、24時間体制で運航していました

 

3社で12隻、1日120往復運航されていた

宇高航路


とてもじゃ無いけど

相手にならなかったんじゃないのかな

 

探訪日:2019年12月8日

 

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1989年夏はまだ量産化前の2000系試作車両のTSEですね~
 

Vol.7 1989年秋号より

JR四国の旅行商品「ワープ」新登場

 

1989(平成元)年11月25日~29日の5日間

 

宇和島駅-土佐大正駅間58.7キロを

ポニーことC56が

1日1往復したそうな

 

梅小路の160号機やろかねぇ

この辺りはC12の独壇場の路線でした

 

探訪日:2018年10月14日

 

160号機は2000(平成12)年にも

予讃線を走りましたね~

 

11月21・23・25日

松山~宇和島間「SL坂の上の雲号」、


11月22・24・26日

宇和島~松山間「SL花神号」

 

 

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株式会社新潟鐵工所の広告

 

百年のバックボーンを持つ

トップメーカーだった新潟鐵工所

 

JR四国の1000形気動車、

土佐くろしお鉄道TKT-8000形・9640形、


阿佐海岸鉄道のASA100形・ASA200形

 

伊予鉄道の坊ちゃん列車

ディーゼル機関車D1形 1 + 客車ハ1形 1・2(第1編成)

ディーゼル機関車D2形 14 + ハ31形 31(第2編成)

 

等々、四国にも

多くの車両を送り出した名門企業も

残念ながら

2001年に会社更生法の適用を申請し倒産

 

 

段ボール箱から出て来たのは、

このVol.7まで

確認は出来ないけど

 

富田靖子さんも

この後は登場しなかったんじゃないかな?

 

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どっきん四国に続いて
翌1989(平成元)年の秋から
 
しあわせランド四国 
四国大型観光キャンペーンが始まります
 
11月にはJR各社から
ジョイフルトレインがやって来て
四国の路線を走りました

 

JR北海道のトマムサホロエクスプレスは
1987年にキハ80を改造したもので
2002年まで活躍
 
確か予讃線を走ったんじゃなかったかな
 

10月31日から11月3日にかけて機関車牽引で日本海縦貫線(羽越本線・北陸本線など)を経由して高松駅まで運転された。

11月4日には予讃線高松 - 松山間を自力で走行し体験乗車でも使用、松山駅で展示され、帰路は11月5日、松山 - 多度津間を自力で走行し、多度津駅から機関車牽引で11月6日から11月10日にかけて東海道本線・東北本線経由で北海道へ戻った。

11月6日には途中の大阪駅でも展示された。

JR北海道のリゾート列車が秋田県以西(西日本地区)を走行した唯一の例であり、キハ80系としても最初の四国地区への入線となった。(wikiより)

 

2019年6月6日

 

こちらのイメージキャラクターも務めていたけど

CM以外の雑誌には登場しなくなったあるよ

 

 
長くなりましたが
最後までご覧いただきまして
 
ありがとうございました
 
では、またバイバイ