JR磐越西線 臨時時刻表(鉄道8月5日~・代行バス8月10日~当分の間) | 岩越鉄道線のりば

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8月3~4日にかけて記録的大雨が降った影響により、北海道・東北・北陸地方では災害が発生。交通にも大きな影響が発生しています。

JR磐越西線(郡山-新津)では、新潟支社管内(喜多方-新津)での大きな災害によりダイヤが乱れています。


同線のうち喜多方⇔野沢⇔馬下では鉄橋流出・土砂崩れにより8月3日より運休が発生。一部区間「若松-喜多方(8月5日より臨時ダイヤで運転再開)」「野沢-馬下(8月6日より運転再開・一部列車運休)では列車運転を再開していますが、喜多方-野沢 間は長期の列車運転ができない状況(喜多方野沢 間は8月10日より代行バスを運転開始)。

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【下り(喜多方・新津方面)】
☆会津若松発(喜多方行) 5:28・6:45・7:34・8:14・9:48・11:25・※13:37(→13:25発に変更)・14:33・16:39・17:32・18:34・19:45・20:40・21:50・23:00

☆喜多方発(バス代行・野沢行) 6:20・7:40・8:40・10:20・14:20・15:10・17:20・19:00・20:20・21:10・22:20

☆野沢発(新津行) 5:17(野沢→津川 間運休、津川始発)・6:21・7:49(全区間運休)10:41(全区間運休)・15:23・17:33(野沢→津川運休、津川始発)・19:26

☆ばんえつ物語号 8月3日から当面の間全区間運休


【上り(津川・野沢・喜多方から会津若松方面)】
☆津川発(野沢行) 6:09(運休)7:08(運休)・10:30・12:32(運休)17:22(津川→野沢運休・津川止まり)・18:46・21:23

☆野沢発(バス代行・喜多方行) 5:40・7:13・8:00・8:45・10:10・11:30・13:30・15:55・18:45・19:40・21:00・22:46(この便のみ会津若松行)

☆喜多方発(会津若松行) 6:10・6:47・7:34・8:30・※9:52(→9:23発に変更)・10:50・11:44(運休)・12:34・※13:47(→13:50発に変更)・15:52・17:55・18:34・19:54・21:20・22:33

☆ばんえつ物語号 8月3日から当面の間全区間運休 

▲・黒字→通常ダイヤ(発車時刻) ・青字→時刻変更・一部運休区間あり ・破線→運休

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8月8~9日、帰省の際に調査しました。
■会津若松駅

























下り方面は全て列車番号7000番台の臨時列車扱いで運転。
行先が赤字の列車は野沢・新津行を喜多方止まり。発車時刻が赤字の列車は時刻変更。





寸断され新津に戻れなくなった通常運用GV-E400の他に、新津区のキハ110が助っ人に。


☆喜多方駅 新津方面は運転できないため停止現示のまま。







8月8日の時点では、まだ代行バスが走っていなかったため新潟方面はJR只見線で抜けるしかないとの事。

☆濁川橋梁
1910年完成、喜多方-山都間が開通した時代の橋梁。





明治時代完成の橋だが現代にも耐えうる構造。しかし想定以上の雨水で落橋(一番流れが強い)中央部橋脚下がえぐり取られ、川上に倒れてしまっている。



線路内・鉄橋の入り口にはロープ。作業員数名が調査していた。


☆太郎丸踏切~電化区間終端部~濁川橋梁間





当日は、列車が走らなくなり5日。まだレールに錆は無く線路状態も良い様子だったが、運休が長期にわたると錆びが出たり雑草が繁茂すると思われる。


利用の少ない野沢-津川の収支係数は7806、運休している喜多方-野沢もそれに近いものがありJR東日本の動向が気になる。

鉄橋復旧には只見線に近い期間がかかるものと思われるが、利用が少なくても地域の足・SL観光列車運行の為全線で再開してほしいと切に願います..