大雪+ライラック乗り継ぎ
大雪森のガーデンからシャトルバスで上川駅に戻ります。
20分ほどで戻ってきました。
上川はこの旅最奥の地。
これからはひたすら南下していくことになります。
ということで、ここからは乗車券が変わります。
使用するきっぷはこちら。昨日新千歳空港で買っておきました。
見てわかる通り、青函を越えるきっぷ!
このきっぷを3日かけて使用していくこととなります。
それにしても「上川→仙台市内」なんてきっぷ、何回発行されたことがあるでしょうか…
仙台への長い旅のはじまり。上川駅の改札を抜けると3両編成の列車が停車していました。
サボを見ると「遠軽↔旭川」と書かれています。
特快きたみを除くと一日1本のみの上川~白滝間を通り抜けてきた貴重な普通列車です。
この列車はあとから来た特急大雪4号を退避するためにここ上川でなんと44分も停車します。
今回乗るのはその大雪4号。
旅行時はまだ発表前でしたが、2023年3月に定期運用から撤退することになってしまったキハ183系4両編成での運行です。
特急大雪は2021年3月ダイヤ改正から全便臨時化。
閑散期の平日の一部は運休しているようです。
ハイデッカーグリーン車を横目に指定席車に乗ります。
最後尾の車両に乗車しました!
JR北海道では珍しい前面(後方)展望ができる特急車両ですが、その席は埋まっていたので車両中程の席を指定しておきました。
行きと同じ風景を見ながら旭川へと戻ります。
富良野線の高架が近づいてきて、終点の旭川に到着です。
降りてキハ183系を撮影。
大雪山をモチーフとしたヘッドマーク。
日によっては見られなくなったのが残念…
こちらが北海道一豪華なハイデッカーグリーン車、キロ182。
廃止までに乗る機会はあるでしょうか…
それにしても……グリーン車のお隣、キハ182-7558、塗装が剥げてサビが浮き出してしまっています。
しかもそれが車両全体に…
満身創痍といった印象です。
さすがにこのような車両をずっと走らせるわけにはいかなかったようで、これから1年も経たないうちに廃車・解体されてしまったようです…
旭川ではライラック34号に乗り換え。
もともとは大雪4号はオホーツク6号として札幌まで直通していましたが、キハ183老朽化により使用可能な車両が減少したために、2017年に旭川~札幌間を区間廃止、大雪と名を改めました。
その後旭川をまたいで札幌方面へ向かう乗客はライラックに乗り継ぎが必要となりました。
なお、利用客の負担とならないよう、特急料金は通算できるようになっており、このように1枚のきっぷで発券できるようになっています。
こちらが次に乗車するライラック34号。
発車まで時間があったので駅の自動販売機コーナーへ…
なんとセブンイレブンの自販機があったのでびっくりしました。
16:30、列車は札幌へ向け発車しました。
神居古潭を越え、
石狩平野へと入っていきます。
深川に停車。
深川を出ると右手に留萌本線が分かれていきます。
こちらも早めに乗らないと…
根室本線との分岐駅・滝川に停車。
根室本線用のキハ40が留置されていました。
次の美唄ではJR北海道の観光用車両のひとつ、山明が停車していました。
5月の急行「花たび そうや」に使用されるはずでしたが、急遽運休となってしまったのが残念…
優美な美原大橋が見えてくると札幌が近づいてきました。
豊平川を渡り、
昨日とあまり変わらないラインナップの苗穂運転所が見えてくるとまもなく終点の札幌。
快速エアポートとすれ違って終点の札幌に到着しました。
お隣のホームにはキハ261系の回送が2本並んでいました。
今日はここ札幌泊。ホテルに向かいます。
北海道といえばセイコーマート
その前に今日の夜ご飯を…
今回の旅では今日以外利用する機会がなさそうなので、札幌駅パセオイーストの1階にあるセイコーマートへ。
おなじみホットシェフを覗いてみると…
温かいお弁当がまだたくさん…!
ということで購入して冷めないうちにホテルに向かいます。
札幌駅の夜景を見ながらホテルへ。
部屋に入り、さっそく買ったホットシェフのカツ丼を…!
安心のこの味。北海道に来たら食べないと、ですね~
今日もきのとやのスイーツで締めました。
ということで今日はここで終わり。
明日はいよいよ今回の旅のメインイベント、特急ニセコ号に乗車します!
★乗車データ
6084D 特急大雪4号 旭川行き 上川(15:40)→旭川(16:19) キハ183-1501+キハ182-7558+キロ182-7551+キハ183-9562
3034M 特急ライラック34号札幌行き 旭川(16:30)→札幌(17:55)① HE-104+HE-204編成
※2021年9月16日乗車
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