国鉄バス 名金急行線~33 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

国鉄バス名金急行線の33回目です。

 

平成14年2月に牧戸駅で発行されました、「牧戸→野々俣」の乗車券です。

 

 

「美濃白鳥営業所発行」の補充片道乗車券で発行されており、事前に区間や運賃等を記入して作り置きされた券を常備券のように発売しておりました。

 

昨日のエントリでご紹介いたしました「牧戸→蛭ヶ野高原」の常備軟券は、発行箇所が「美濃白鳥自動車営業所発行」となっておりましたが、この券は「美濃白鳥営業所発行」となっており、「東海旅客鉄道バス」から「JR東海バス」に分社化後に調製された券と考えられますが、拙ブログの2021年11月6日のエントリ「JR東海バス ◯自 静岡駅発行 補充片道乗車券」でご紹介いたしました券とは異なって、[海]の発区分記号が印刷された券となっています。

 

この券が発行されてから約7ヶ月半後の平成14年10月1日に、「JR東海バス」区間の「名金急行線」は廃止となり、現業機関の「美濃白鳥営業所」も廃所となっています。