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来年3月に開業予定の相鉄と東急を直通する新線、相鉄新横浜線と東急新横浜線ですが、両社とも今日運賃の認可申請を行いました。(東急のプレスリリース相鉄のプレスリリース)



今回開業する区間のうち、新綱島~羽沢横浜国大間は加算運賃が設定されます。新線開業で加算運賃と言うのはそれほど珍しくないことですが、この区間を乗り通す場合、2社それぞれで加算運賃が取られるよね!?


東急新横浜線は新綱島~新横浜間で加算運賃を設定し、その額は70円。


相鉄新横浜線の方は新横浜~羽沢横浜国大間で40円。

計110円。


加算運賃の額としては、2つ合わせてもそこまで高額というわけでもないんですが、そもそも新横浜を境に会社が変われば運賃も通算されないということを考えると、相鉄本線方面から東急線で都内方面に行くとかなり割高に。


一例をあげると、今回発表された資料の中で見る限り、二俣川から渋谷まで、新横浜経由で627円。


同じく二俣川~渋谷間を横浜乗り換え東横線使用で471円横浜からJR線で595円と言う結果に。(ちなみに羽沢横浜国大間経由のJR線直通だと769円。クソたけぇな。)



新横浜に行きやすくなるメリットはあるので存在意義はすごくある両者の新横浜線ですが、目的地次第ではかなり運賃面で損しそうな路線です。


横浜駅での乗り換えが無いというメリットに対する付加料金と考えれば安いものなのでしょうか。相鉄民じゃないんでわからないんですが、あとは実際のダイヤがどれだけ便利かというのも重要になりそうですね。