京阪電気鉄道乗りつぶし3(京阪本線 枚方市〜三条) | 乗りつぶしに行ってきた!

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2022年4月17日(日)

13時50分 枚方市駅

 

枚方市からは準急に乗車して出町柳へと向かいます。

京阪本線は快速特急・洛楽、ライナー、特急、通勤特急、快速急行、深夜急行、急行、通勤準急、準急、区間急行、普通と

大手私鉄では最多の11もあり、淀屋橋方面からだと朝晩を除いて普通の設定はなく、

準急だと萱島から出町柳方面へは各駅に停まることになっていて普通の役目を担っています。

 

車両は2400系の7両編成。

1969年にデビューした車両で改修工事は何度かあるものの50年以上も前の車両が走っているのも京阪の魅力の一つといえそうです。

 

 

枚方市13時53分→三条14時48分

 

枚方市を出発すると交野線と分かれ、

 
 

しばらく進むと高架区間は終わり地上へ降り、御殿山牧野樟葉と過ぎて、大阪と京都の府境を通過。

この辺りからややのどかな車窓が広がるようになり、

京都府内の京阪本線では最初の駅となる橋本を過ぎると、進行方向左側は一軒家、右側は男山がそびえ、

わすかな隙間を進んでいくと石清水八幡宮に到着。

駅名の通り石清水八幡宮の最寄駅で鋼索線への乗換駅となります。

 

石清水八幡宮を出発すると、木津川を通過した矢先に宇治川を通過。

 
 

2つの川を越えた後、高架区間へと入り大きく右にカーブすると淀車両基地が左右に広がります。

留置線は34線あり、車両は320両が収容可能で寝屋川車両基地からはやや規模は小さいものの、広大な車両基地でした。

淀車両基地を抜けて一旦地上区間を走るも再び高架区間へ入り、に到着。

進行方向右側には京都競馬場が見え、競馬開催日には臨時特急などが運行されています。

 

次の中書島までの区間が京阪本線では最も長く(中書島4.4km)、次点が石清水八幡宮の3.5kmですから、各駅に停まる準急に乗っていてもこの二区間だけは急行の種別に乗っているような気分になりました。

中書島宇治線へ乗換可能で、宇治線の起点駅になります。

中書島を出発すると左右に住宅が密集する区間が続き、左に大きくカーブし北上し始め、緩やかな上り勾配を駆け上がると伏見桃山に到着。

伏見桃山を出発してさらにきつい勾配を上ると丹波橋に到着。

近鉄京都線へ乗換可能で1968年までは両線は線路がつながっていて直通運転が可能でしたが、設備の違いなどが生じることから廃止されています。

丹波橋では後からやってくる特急の乗換待ちのため4分間停車。

丹波橋を出発すると近鉄京都線をオーバーパスし、これまでの上りから一転、墨染藤森へ向けて下り勾配を進むと龍谷大前深草に到着。

ここでも快速急行の通過待ちで4分間停車。

 

龍谷大前深草の次は伏見稲荷に到着。

全国にある稲荷神社の総本宮にあたる伏見稲荷大社の最寄駅で、参拝客の乗り降りがそこそこありました。

次の鳥羽街道に到着直前から進行方向右側にはJR奈良線の線路が見えますが、駅は設けられていません。

鳥羽街道を出発すると、奈良線をオーバーパスし、右にカーブし左側に奈良線が移ると東福寺に到着。

奈良線の駅も設置されていて、JR京都へ電車での乗換をするならば東福寺で降りるのが一般的です。

 

東福寺を出発すると地下区間へ突入。

 
 

地下区間に入ってから最初の停車駅である七条に到着。

七条に到着する頃にはJR東海道本線東海道新幹線の高架の下を通過し、京都市内の中心地へと入っていきます。

七条を出発すると清水五条祇園四条と1面2線の島式ホーム構造の駅が続きます。

祇園四条の次の駅、三条に到着。ここで49.3kmの京阪本線の終点となります。

 

大阪の淀屋橋を出て、住宅地から遊園地のある所を通過し、京都府に入った途端にアップダウンやカーブが多くなる区間を通り、

伏見稲荷からは京都を感じる駅名が続いていき、

個人的に一番好きな区間は石清水八幡宮にかけてで目まぐるしく車窓が変わっていくのを毎日通勤や通学で通っている人は羨ましく感じました!