みなさんこんにちは。前回からの続きです。
わたしは真っ先に、毎年楽しみにしている鉄道模型各メーカーの新製品展示へ。
こちらにも実にたくさんの気になる車両があったのですが、その中からいくつか拾いつつ、それにまつわる思い出などをあれこれ語りながらここからは項を進めたいと思います。
まずは「KATO(関水金属)」から。
最初に目に留まったのはこの「415系電車」。旧国鉄時代に登場した、交流・直流両方の電化区間を走行出来る車両です。
もともとは「常磐線」や「鹿児島本線」などの電化に合わせて導入された車両ということで、大阪人のわたしにとっては正直、あまり馴染みがありません。
「赤電」という愛称があったそうですが、しかし、この小豆色に顔のベージュ帯は、逆に京阪神では見たこともない塗装でしたので、世の中にはいろんな電車があるもんやなあと、幼心に大変印象に残ったことを思い出しました。
ただその後、印象に残っていた小豆色塗装は、さわやかな白地と青帯に塗り替えられました。これが現役の頃には、若い頃に乗り鉄したことがあります。出典①。
常磐線沿線で1985(昭和60)年に開催された「科学万博(国際科学技術博覧会、つくば万博)」に合わせて塗装変更されたものだと後年になってから知りましたが、見ても乗ってさえもいないのに、それはそれであまりの塗装の変わり様に驚いたものでした。出典②。
興味深いのは「415系」を置き換えた「E531系」という車両に、その赤電の塗装を施した編成が登場していたということでしょうか。
これはこれで、似合っているなと感心します。
次回に続きます。
今日はこんなところです。
(出典①「フリー百科事典Wikipedia#国鉄415系電車」
出典②「各駅停車全国歴史散歩9 茨城県」茨城新聞社編・河出書房新社刊 昭和58年1月発行)